ホルンを吹くって簡単〜上達する心と身体の使い方のヒント〜

日々の練習でホルンが上達する身体と心の使い方を発信していきます。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

息の支えの正体とは?

こんにちは。かいとうゆうきです。 今回は息の支えの正体について書いていきます。 管楽器の奏法でよく言われている息の支えとはなんなのでしょうか? お腹で息を支えることなのでしょうか? 僕は息を吸うために働く筋肉と息を吐くために働く筋肉の拮抗バラ…

吹いているときはただ吹くこと

こんにちは。かいとうゆうきです。 教わった通りにちゃんとできているだろうか。 自分は上手く吹けているだろうか? もしかしたら上手くいかないかもしれない。 僕自身 演奏しているときにはこんな風に自分に疑いが出てきて、自分がちゃんとできているかど…

管楽器のための呼吸ワークショップ2019を開催します!

こんにちは。かいとうゆうきです。 当日まで後僅かしかありませんが9月29日に管楽器向けの呼吸ワークショップを開催することになりました。 今回も前回開催したワークショップと同様参加者のお悩みを解決できる場にしていきたいと思います。 ご興味のある…

息のスピードとは?

こんにちは。かいとうゆうきです。 楽器のアドバイスではよく「息のスピードを速くして!」と言われたりすることがあります。 しかしこの言葉は息をとにかく沢山吐くという意味に捉えられやすい言葉でもあります。実は息のスピードを速くの意味は息を沢山吐…

「タンギングは息を流し続けろ!」というアドバイスの意味

タンギングのコツとしてよく言われているアドバイスとして タンギングをする際は息を流し続ける。 というものがあります。 このアドバイスは 息を一回一回吹き込んだ勢いでタンギングしている場合。 舌を意識しすぎて息を上手く吐ききれない場合。 などに有…

音の聞き方次第で自分の音をよりリアルに聞ける。

こんにちは。かいとうゆうきです。 1人で楽器の練習をするときは自分の音を自分の耳で聞きながら練習しますよね。 そのときに以下の2つを意識しながら音を聞くとより実際に聞こえている音に近づける事ができます。 音は楽器のベルから聞こえていることを前…

いい音が出るかどうかは音を出す前から決まっている

もっといい音を出したい。 普段からそう考えて練習することはとても大事です。 自分の中に理想的な音があればそれをイメージして吹く事ができるからです。 でもいい音を出したい!と思うがあまりに吹いている間に音を響かせようとして頑張ってしまうとかえっ…

口の中は狭い方がいいのか、それとも広い方がいいのか

こんにちは。かいとうゆうきです。 金管楽器の奏法上ではよく言われている正反対2つの意見があります。 一つ目は 口の中を広くしなさい。 オーといっているつもりで喉を開いて吹きなさい。 2つ目は 口の中を狭くしなさい。 口先で吹きなさい。 という正反…

ハイトーンの練習では無理やり息を吹き込んで吹くのではなく安定した息で吹く

こんにちは。かいとうゆうきです。 ハイトーンは他の音域と違って音を出すために息のスピードやマウスピースのプレスアンブシュアにかかる負担などが増えていくため音が高くなると無意識に吹き直して出してしまいやすくなります。 確かに高音は他の音域より…

他人のアドバイスに耳を傾けるときは頭を一旦空っぽにする

こんにちは。かいとうゆうきです。 自分が今学んでいるBODYChanceでは何人ものアレクサンダーテクニークの先生方から色んな考え方を学ぶことができます。 そのおかげで僕もこれまでたくさんの事知り色んな経験をすることができました。 でもそうやってたくさ…

感覚は時間とともに正確な判断が難しくなる

こんにちは。かいとうゆうきです。 一人で練習していると自分が良くなっているのか、悪くなっているのかが自分で判断できないことがありませんか? 確かに自分で自分を判断することって難しいです。 練習していて上手くいった!と思っても意外と変わっていな…

完璧な奏法よりも自分に合う奏法

こんにちは。かいとうゆうきです。 金管楽器の奏法には様々な方法があります。でも全て上手くいく奏法を探そうとすると上手くいきません。 それよりも自分に合った吹き方を探す方が大切なんです。 【目次】 どんな吹き方でもデメリットは必ず存在する 吹き方…

アパチュアは無くていい

こんにちは。かいとうゆうきです。 アレクサンダーのレッスンはグループレッスンでやる場合が多いです。 そのため先日のレッスンでも他の人のレッスンを見ていたときに思わぬヒントを貰えました。 【目次】 アパチュアは無くていい。 アパチュアはコントロー…

暗譜が苦手な方へ。曲をスムーズに暗譜するための4つのコツ

こんにちは。かいとうゆうきです。 金管楽器も場合によっては暗譜して演奏することがあります。 僕の場合はコンクールの本番だったり、大学の試験とかでも暗譜で演奏していました。 でも最近暗譜が苦手っていう人がいるということを知ったのです。 なぜなら…

身体全体で楽器を吹く

こんにちは。かいとうゆうきです。 今回はアレクサンダーレッスンを受けてきたのでそこで学んだことについて書いていきます。 僕は音が高くなると音色が硬くなりやすかったのですが、レッスンで楽器の持ち方や立ち方などのアドバイスを貰ったところ音色がか…

自分の人生に大きく関わる重要な選択は精神的に余裕があるときに決めたほうがいい

こんにちは。かいとうゆうきです。 僕が音大に入学してすぐの頃、大学のホルン専攻での入学が自分も合わせて2人ととても少なく入学してからすぐオーケストラや吹奏楽などの演奏会によく駆り出されていました。 参考記事 そのため自分の演奏技術が未熟なまま…

テンポが走ったり遅くなったりする理由と2つの改善案

アンサンブルやオーケストラなど、複数の人数で合わせるときに周りよりもテンポが走ってしまったり、遅くなってしまうことって誰しも経験のあることなのではないかと思います。 自分も未だにテンポキープするって苦手です。 でも吹いているときの考え方ひと…

練習における自己満足はとても大切。

こんにちは。かいとうゆうきです。成長するためには自己満足してはいけない。という考えがよく言われています。 でも楽器の練習では自己満足することはとても大切です。 ちなみにここで書いている自己満足とは 練習で明らかに良くなった点(音が以前よりも響…