ホルンを吹くって簡単〜上達する心と身体の使い方のヒント〜

日々の練習でホルンが上達する身体と心の使い方を発信していきます。

息のスピードとは?

f:id:ykaichi:20190922223134j:plain

こんにちは。かいとうゆうきです。

楽器のアドバイスではよく「息のスピードを速くして!」と言われたりすることがあります。

しかしこの言葉は息をとにかく沢山吐くという意味に捉えられやすい言葉でもあります。実は息のスピードを速くの意味は息を沢山吐くこととは限らないのです。

 【目次】

 

息のスピードとは息の勢い

僕は息のスピードの定義を吐いている息の勢いだと考えています。

確かに息の量を増やせば息の勢いは速くなりますがそうなると今度は息を吐きすぎてある時点でスカーと音が鳴らなくなってしまいます。

吐いている息の量が同じでも口の中を変化させることで息のスピードは変えることができます。

口の中が狭くなればそれだけ息のスピードは速くなります。

反対に広くなればそれだけ息のスピードは遅くなります。

 

音を出すには楽器抵抗に負けないだけの息のスピードが必要

例えば同じ水の量をホースから出しているときに先の方を手で摘んで出すと出てくる水の勢いは速くなりより遠くまで水をまくことができます。

 反対にホースから手を離して水を出すと水の勢いが遅くなり遠くまで水をまくにはより沢山の水を蛇口から捻るしかありません。

しかし基本的に楽器は音域が高くなればそれだけ楽器の抵抗が増えていきます。

実は音を出すためにはこの抵抗に負けないだけの息の勢いが必要です。

だから息のスピードを速くすることで音が高くなりやすいのです。

 

 

まとめ 

このことからスピードを増すためには効率の良い息の使い方が大切ということが分かります。

 反対に息のスピードが遅くなればそれだけ息の量が増えていきます。

それでは。 

 

 

 

 

無料メール講座を開始しました。

今なら以下の3点を無料でプレゼント中です。是非ご登録ください。

・楽器が上達するための6つのステップ(動画)

・効率よく楽器を吹くための身体の使い方(動画)

・お試し60分オンラインレッスン(1回)