練習における自己満足はとても大切。
こんにちは。かいとうゆうきです。
成長するためには自己満足してはいけない。
という考えがよく言われています。
でも楽器の練習では自己満足することはとても大切です。
ちなみにここで書いている自己満足とは
練習で明らかに良くなった点(音が以前よりも響いてきた。ハイトーンが出るようになってきたなどの)の事実を認める。
という自己肯定の意味で使っています。
【目次】
自己満足しちゃダメだと自己否定してしまう。
僕は今でも自己満足することが怖くて自分を否定しまくっていました。
だってその方が安心を感じてしまうのです。
例えば練習していて使える音域が広がったり、以前は吹けなかった曲が吹けるようになったとしても
・こんなことで満足してはいけない。
・自己満足しているようでは成長できない。
・自分はまだまだ。
こうやって考えていた方が何となく上を目指している感じがして成長できそうな気がしていたからです。
自己陶酔は良くないけど自己否定も良くない
自己満足してはいけない。という考え方があると思いますが、ここで言う自己満足とは、
自己陶酔の意味で使われています。
確かに自己陶酔はあまり良くありません。
自分はスゲーって慢心してしまい努力をしなくなってしまうからです。
しかしだからといって自己否定してしまうとそれはそれで努力をしなくなる原因にもなります。
例えば
- 自分は何をやってもダメな奴だ。
- どうせ練習しても上達なんてできない。
- どんなに頑張っても自分は才能がないから意味がない。
こういった考えのまま練習しても
①無駄だと考えてしまっているので、モチベーションが下がってしまいます。
↓
②そうすると練習が億劫になるため練習しなくなり余計に上達できなくなります。
↓
③上達できないのでさらに自己否定してしまいます。
↓
①に戻る
このような負のサイクルにハマってしまい上達することが困難になってしまうからです。
自己肯定のために自己満足する
なのでここから抜け出すためには、練習したことで少しでも前よりも良くなった点を認めていくことが必要です。
①練習して良くなった点を認めることで自己肯定感が高まる。
↓
②練習のモチベーションが高まる。+練習すれば上達できるという経験ができる。
↓
③より練習したくなるので上達しやすくなる。+何をすれば自分が上達できるのかを理解できる。
↓
さらに上達できるのでさらに自己肯定感が高まりより練習したくなる。
自己肯定することでこのようないい意味でのサイクルにハマっていくことができます。
練習していて以前よりも進歩がみられたときは是非自己満足をしてください。
それがより上達することを手助けしてくれると思います。
それでは。