ホルンを吹くって簡単〜上達する心と身体の使い方のヒント〜

日々の練習でホルンが上達する身体と心の使い方を発信していきます。

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

息のスピードと息の量の違い

管楽器の奏法では、息の使い方に関する言葉がたくさんあります。 僕が知っている限り基本的にはこの4つではないでしょうか? 息のスピード 息の量 息の圧力 息の支え 今回はその中でも息のスピードと息の量の違いについて書こうと思います。 【目次】 息の…

ppのコツはマウスピースのプレスにあった話

小さい音を出すのが苦手な方へ。 自分も今まで吹いてきた中で身についてしまった癖のせいで音量を小さくすることが苦手でした。 どうしてもアンブシュアが開き気味になり音量が無意識に増えてしまっていたからです。 しかしこれまで色々と探求していった結果…

今の自分が感じたことは信頼していい

楽器を吹く際は基本的に自分の耳やアンブシュアの感覚などの聴覚や触覚、筋感覚の情報を頼りにしています。 このような感覚は絶えず今の自分と自分の理想とする音や表現したいことを比較した時の差分を必ず教えてくれます。 しかしアレクサンダーテクニーク…

正しい奏法なんてない

正しさに振り回されて辛い、苦しい練習をしてしまっている方へ。 僕も以前は正しい奏法を身につけることに躍起になっていました。 正しいアンブシュア。 正しい呼吸法 正しい姿勢 正しい右手の使い方。 こういった正しい奏法を身につけるから上手くなる。と…

息の吸い方が楽器演奏にどう影響するのか?

金管楽器は演奏する際に 鼻 口 基本的にはこの2つのどちらかを使って必ず息を吸う必要があります。 ですが吸い方によってその後の演奏のし易さが変わってきます。 【目次】 鼻から息を吸うときのメリットとデメリット 口から息を吸うときのメリットとデメリ…

音の後ぶくれを改善する3つの方法

音が後ぶくれして悩んでいる方へ。 これは僕もホルンを吹いていてよくあることで大学生の頃は特に先生から 「まるでお化けみたいになってる。」とよく言われました。 この原因としては 音を響かせようとしている 息が最初から安定して吐けていない。 アンブ…

タンギングで舌がもたつく理由は音符の違いを意識していないから

16分音符などの細かい音符をタンギングすると舌がもつれて上手くタンギングできない方へ。 この原因はいくつもありますがリズムの感じ方次第でタンギングがやりやすくなる場合があります。 例えば よくあるタンギングの練習パターンとして 4分音符、8分音…