ホルンを吹くって簡単〜上達する心と身体の使い方のヒント〜

日々の練習でホルンが上達する身体と心の使い方を発信していきます。

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

練習と反復練習は別物

練習って何度も繰り返すっていうイメージが強いですよね。 僕もアレクサンダーテクニークに出会うまでは練習って何度も繰り返し反復することだと思っていました。 じゃあここで疑問なんですがどうして練習=できるまで何回も繰り返すという考え方になるので…

楽器が上達したいなら安心よりも不安を大切にしよう!

僕も以前はそうだったのですがとにかくたくさん練習して自分を安心させようとしていました。 才能のない自分はせめてたくさん練習するしかないと思っていたからです。 確かに満足感や安心感があるんです。たくさん練習した後って。 でも本当に上手くなりたい…

上達するために必要なのは自分自身への課題を見つけること

練習をしていく中で一つ気がついたことがあるのでシェアしたいと思います。 僕も以前はそうだったのですがどうやったら上手くなれるのかを自分で考えるときに 一番正しいやり方(練習方法や奏法)は何んだろう?って考えがちです。 でも実際は100%こうやれば…

どんなにたくさん練習しても楽器が上達しない理由

今回は上手くなるためにはとにかく沢山練習すること!という考え方だとなぜ上手くならないのかについて説明しようと思います。 練習量=上達量 一体どこからこんな考えが生まれてしまったのでしょうか。 最近はあまり聞かなくなりましたが吹奏楽部や音大でも…

観察ではなく監視していませんか?

ひとりで練習するときには自分の音を録音したり、鏡を使ったりスマホで動画をとって自分がどうやって吹いているかを観察する必要がありますよね。 そのときは正しいやり方ができているかどうかチェックすると思います。 しかし実はそれ観察ではなく監視して…

上手くいったときは感覚を覚えるのではなくもう一度意図すること

「上手くいったときの感覚を身体で覚えなさい!」と言われたことはありますか? 実は練習していて上手くいった!と思ったときよくありがちな失敗なのですが上手くいったときに感じた感覚を覚えようと反復練習してしまうことです。 僕自身も何度もその罠にハ…

基礎=音楽表現

僕は以前、基礎が出来なければ音楽をしてはならないと思っていました。 ですが基礎であっても音楽を表現しているつもりで練習すると驚くほど色々なことに気がつけるようになって何をすれば上手くなれるのかが名確になったんです。 ただ基礎練習するのか、基…

劣等感は抱いていい。自分自身を見つめ直せるし努力できるし謙虚でいられるから。

音大のような場所では楽器の上手い、下手で自分を評価される経験をしやすくなります。 自分はというと全然下手な方だったので、しょっちゅう落ち込んだり、自分はダメなやつだとずっと自己否定していました。 でも最近になって自分よりも凄く上手い人たちに…