ホルンを吹くって簡単〜上達する心と身体の使い方のヒント〜

日々の練習でホルンが上達する身体と心の使い方を発信していきます。

テンポが走ったり遅くなったりする理由と2つの改善案

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アンサンブルやオーケストラなど、複数の人数で合わせるときに周りよりもテンポが走ってしまったり、遅くなってしまうことって誰しも経験のあることなのではないかと思います。

自分も未だにテンポキープするって苦手です。

でも吹いているときの考え方ひとつ変えるだけで適切なリズムやテンポをキープをしやすくなります。

目次

 

 

テンポが走ってしまう理由

曲を練習するときにただ音を出していませんか?

金管楽器だと特に音を出すことに注意を向けがちです。

 確かに音を出しているのですが音を出そうと考えてしまうと音の音価を感じられないため音が詰まりやすくなりテンポが走りやすくなります。

自分一人で練習しているとちょうど良いと感じるかもしれませんが気がつかないうちに少しずつ音価が短くなっているのです。

 

テンポが遅くなる理由

逆に音楽を表現しすぎるのも問題です。

気持ちよく歌いすぎてしまうために音価が伸びてテンポがキープできなくなったり音楽が停滞して聞こえてしまいます。

カラオケでよく自分が好きな曲を歌っているとつい気持ちよく歌ってしまい次に歌うタイミングを逃してしまいますよね。

あれと同じことがおこっていると考えています。

 

 

次を意識して音楽を表現する 

 なので曲の全体的な流れや進みを意識すると良いと思います。

具体的には

  1. 歌うこと。
  2. 次を常に考えながら吹くこと。

こうすることで音の音価を意識しやすくなったり音楽の流れが進んでいきやすくなります。

 参考記事

 

 

まとめ

  1.  テンポが走ったときは歌う。
  2. テンポが遅くなったときは次を考えること。

ちなみにリズムやテンポなどのことをソルフェージュと呼んだりしていますがこれは楽器の演奏技術とは別物だと考えがちです。

でも実はこれは同じで演奏技術の精度が上がれば、適切なリズムで吹けるようになるしリズムやテンポが安定してくれば演奏技術も上がっていくのではないでしょうか?

参考にしてみてください。

それでは。