ホルンを吹くって簡単〜上達する心と身体の使い方のヒント〜

日々の練習でホルンが上達する身体と心の使い方を発信していきます。

2018-01-01から1年間の記事一覧

結局自分のやりたいことが明確な人は強い

最近思うのですが自分がなぜそれをするのか?ってことを理解している人は強いなって。 楽器が上手くなるためにたくさん練習したりどうしたら上手くなるなるか考えたりでも上手くなることで自分が何をしたいのかってことを理解できてるかどうかってとても大事…

本番で音を外したときは笑い飛ばすことが大切!

音大で一年に先生方の前で演奏を披露する試験の演奏中に音を外してしまったときや大学内のオーケストラや吹奏楽の本番で演奏してて自分は音を外す度に落ち込んだまま吹いてました。 ああ、もう終わった、、 音を外した瞬間ってほんとこんな感じになります。 …

なぜアレクサンダーテクニークを使いたいのか?

以前アレクサンダー教師キャシー・マデン先生とのレッスンでやりたいことをやるという考えを学びました。 ホルンを練習していて改めてその大切さを再認識したんです。 アレクサンダーを使って吹くことだけに意識がいっていた これまでアレクサンダーを使って…

弱がりな自分を解決するには結局やるしかない

自分よりも 楽器が上手な人の演奏を聞いたとき、 何回やっても思うような結果が出ないとき、 自分はどうせ何もできないんだ。 自分は何やっても上手くいかないんだ。 自分は 無理だ、やっぱりできないんだと自信がなくなってしまうことがあります。 弱がり…

楽器が上手くなるためには自分の気持ちに素直になることが大切!

レッスンで「こんな風に吹くと上手くなるよ!」と吹き方を教わったときホントはよく分かっていないのに「ハイ!分かりました!」ってつい嘘を言ってしまうことってありますか? 自分も音大の頃は先生に怒られたくなくてつい嘘をついてしまっていたことがあり…

コケやすくなるのにコケることを許さない完璧主義

最近ホルンの練習しているときホント実感するんですけど完璧主義になってるときって本当に上達しない。 自分にできる範囲だけ練習しようとするのでそれ以上伸びていかないし自分のレベルよりも遥かに高い目標を一気に達成しようとするのでいつまで経っても上…

リズムを意識して練習できているか?

楽器の吹き方についてはこれまでレッスンを受けたりアレクサンダーテクニークを使ってきたおかげで何とかホルンも以前よりは上達できるようになってきました。 ただこれ以上上手くなっていくには演奏技術だけではなく音楽性も高めていくことが必要だなと感じ…

能率と効率の違いを理解して練習に取り組む

能率と効率。 最近練習するときに意識するようにしています。 効率よく練習するという言葉は良く聞きますよね。 でも能率という言葉はあまり聞きません。 自分はこの2つの違いを理解しておくことでより練習がスムーズになると思うんです。 量✖️時間が能率。…

完璧を目指すのはいいけど完璧に吹かないこと

「演奏する曲を完璧に吹きたい!」 自分の目標や理想を持つことは大切なことですしそれがあるかないかで上達の速度も変わってきます。 でも完璧に吹きたい気持ちが行き過ぎてしまうと少し困ったことにもなると思うんです。 【完璧を目指すのはいいんだけど完…

考え方を変えることで楽器は上手くなる

アレクサンダー教師ジェレミーのレッスンを受けてきたので早速書いていきます。 どうしても上手くいかない曲のスケールのフレーズがあり今回はそれを見て頂きました。 練習していてアンブシュアが開き気味になり吹きにくくなっていること、また息の圧力の高…

曲を吹いているときにロングトーンはしなくていい

自分はずっと細かい連符を吹くのが苦手でした。口を閉めてしまったりして上手く吹けずにいた。 でもそれは今までのロングトーン練習のやり方に問題があったからなんんです。 おそらくその意識がずっとあったせいでは無意識に口の中を広くとっていたんだろう…

正しさじゃなく目的を大切に

自分はこれまで方法論に正しさを求めてた。 でも多分どんな風に考えてもいんだよ。ぶっちゃけ。大切なのは考え方の正しさではなく自分が考え方を変えて何をしたいのか。が大切だったんだ。 いい音が出ればそれでいい。 曲が上手く吹ければそれでいい。 でも…

鏡に映る自分は事実とは限らない

先日上達するヒントになることを見つけたので早速書いていきます。 先日練習していて気がついたんですが演奏しているときの目線って鏡を使っていても実際のところは分からないなあと思ったんですね。 鏡を見て楽器の練習するときに視線がどこに行っているか…

簡単な曲ほど丁寧に、難しい曲ほど遊ぶつもりで練習してみよう!

最近自分にはこの考え方が大切だと思ったので書いていきます。 それは【簡単な曲ほど丁寧に、難しい曲ほど気楽に!】 という考え方です。 簡単なことほど油断がでてくるし苦手なことほど難しく考えていた 自分はこれまでなんてこない簡単なフレーズで関わら…

レッスンではダブルバインドに注意しよう!

自分が音大生の頃ありがたいことに2人の先生からそれぞれレッスンをして頂きました。 ですがその中でレッスンで学んだことと反対のことを別の先生から教わったときにどうすれば自分の中で取り入れられるのかということにいつも悩んでいました。 複数の先生…

音を出している間は結果を気にせず演奏プランに集中する!

【アレクサンダー教師ジェレミーとのレッスンで気がついたこと】自分はこれまでホルンを吹いているときに自分が間違っていないかどうかチェックしていたみたい。演奏プランをただ意識して吹く。反省は音を出してからにする。音を出しているときにもあれがダ…

フォルテで綺麗に発音するために必要だった2つのこと!

久しぶりにバジルさんとのレッスンでした。 今回はフォルテでの音の発音の仕方について見て頂きました。 今までは音の発音がピアノなどの小さい音でなら綺麗に音を発音することができていました。 だけど音量が大きくなっていくにつれてつい今までの癖が出て…

ラドヴァン・ヴィラトコヴィッチのマスタークラスを聴講して学んだ4つのこと

先日10日11日と昭和音楽大学でアジアホルンフェスティバルが開催されました。 なんとそこで偶然にもラドヴァン・ヴィラトコヴィッチのマスタークラスが開催! 早速聴講してきました。 今日はホルンフェスティバルを聞きに行ってきた。ラドヴァンのマスタ…

レッスンで教わったことを鵜呑みにしていませんか?

自分は「もっとこうやって練習した方が上達するよ。」とアドバイスされたことを鵜呑みにしてしまっていた事がありました。 先生の言っていることだから正しいんだ! 言われた通りに練習するだけでいいんだ! レッスンで先生から言われたことをやれば自然と上…

言わなくても分かるでしょ!と感じる当たり前なことほど相手に伝えるべきだと思う

教師の「何でわかんないの?」というレトリカルクエスチョンは、生徒のやる気をかなり削ぎますね。教師は生徒を責めてることになるから当然です。生徒は「先生の教え方が悪いからだと思います」というほんとうの理由を答えられないので黙るしかない。— 結城…

片山峻さん主催の音楽家向けワークショップで学んだ3つのこと!

「音楽で食べていくのは難しい。」 「演奏は一握りの人の才能のある人しか仕事がない。」 僕も音楽大学を卒業して音楽で食べて生きていくのは大変だと教わってきました。 そして音大卒業したらそうそう簡単にはいかない事ばかり。 思い悩んで悶々としていた…

ホルンの低音域を楽に出すために役立つ7つのコツ!

ホルンは高音から低音まで約4オクターブという幅広い音域が出せる楽器です。 ただ人によって得意な音域は変わってきます。 自分の場合、低音は少し吹きにくくて下の音域を吹くたびに調子を崩していました。 しかし練習を続けていくうちにペダルのFまでの音…

楽器を吹く上で身体を鍛えることが大事だと分かる4つの理由!

僕も中学、高校と吹奏楽部でホルンを吹いていました。 入部してすぐにやらされたのが楽器を練習することではなく腹筋、背筋、腕立て伏せなどの筋トレだったのを覚えています。 (腹筋100回とかマジ辛かった。) 当時は何でこんなキツイ事ばかりやらされるの…

ハイトーンをさらに高く出せるようになるために必要だった2つのこと!

バジルさんのレッスンに行ってきたので書いていきます。 今回はハイトーンについて。 これまで練習してきた中でダブルハイGまでは何とか出せるようになっていました。 ただそれ以上になると音を出すのが難しくなっていました。 理由として以下の2つが原因で…

楽器の調子が悪いと感じることは実は良いことだった話

練習していると楽器の調子が悪くなってしまうことがあると思います。 そういう時ほど「くそ!なんで上手くいかないんだ!」と焦ってしまったり「自分はなんてダメなんだ!」って落ち込んでしまったり。 これまでは僕も調子が悪くなった時は落ち込んだり自分…

週1でレッスンを受けていたのにホルンが上達しなかった理由!

音大生の頃ありがたいことにプロの先生のレッスンを週一回のペースで受けていました。 ですが何度レッスンで言われた通りにやろうとしても全く上達できませんでした。 言われた通りに練習しても上達できない理由 僕は先生が言った言葉を鵜呑みにしていたんで…

習慣的な癖を改善するために必要だった3つのこと

ここ1、2年で自分はホルンが上達している実感を持てるようになったと思います。 アレクサンダー・テクニークを学んで練習に活かしたりどうすれば自分が上達することができるのか考えてそれをブログに書いたり。 それを日々繰り返していく中で少しずつではあ…

楽器の練習に集中するための3つの方法

楽器の練習に集中することができない方へ。 僕自身も飽き性な性格のためか練習中にコロコロと他の事が気になってしまい結局練習に集中できてないということが長いこと続いていました。 暇な時間についネットサーフィンしてしまったりSNSを意味もなくみてたり…

演奏活動を通して自分がどう在りたいか

上達と一言でいっても様々な解釈があると感じます。 音が響くようになった。 高い音が出るようになった 音を外さずに吹けるようになった。 前より少しだけ自分にとってプラスの変化があればそれは上達と言えます。 問題は自分がどの程度のレベル【上達するこ…

タンギングが苦手だと思っていたら実は得意だった話!

ずっと苦手だなと思っていたことが実は得意だったなんてことがあるかもしれません。 自分はずっとタンギングが苦手だと思っていました。 でも先日のバジルとのレッスンで自分がタンギングが得意だったことを知ったんです。 シングルタンギングが遅かったから…