基礎=音楽表現
僕は以前、基礎が出来なければ音楽をしてはならないと思っていました。
ですが基礎であっても音楽を表現しているつもりで練習すると驚くほど色々なことに気がつけるようになって何をすれば上手くなれるのかが名確になったんです。
ただ基礎練習するのか、基礎練習であっても音楽を表現しようとするかで上達のスピードは全然違う。
— かいとうゆうき (@HornKaichi) 2020年1月5日
後者の方が上手くなれるし面白くなる。
【目次】
基礎が固まらないと曲練習してはいけない
音大の頃から基礎的な問題(アンブシュア、姿勢など)を抱えることが多く、どうしても基礎が十分にできていないことをずっと気にしてきていました
なのでとにかく正しい吹き方を身につけようとしていました。
しかし基礎練習で音が並ぶようになったのに、曲を練習しようとすると上手くいかなかったり、練習していて、これから自分が何をすればいいのか分からなくなってしまったんです。
基礎練習の目的は何?
などなど。
確かにこういった練習は日頃のウォームアップとして使われたりします。なのでどうしても基礎練習って音を並べることが目的になりやすい。
しかしただ音が並んだだけでは曲は吹けないんですよね。
当たり前ですが、曲のテンポやリズム、曲想に応じて求められる音色や発音の質も変わってくるからです。
基礎練習こそ誰かに聞かせるつもりで
最終的に音楽家は自分が表現した音楽を相手に聞かせることが目的のはず。
しかしなぜか僕はずっと基礎練習で音を並べようとしていました。
どうりで練習していて何をすればいいのかが分からなくなるはずです。
基礎でも音楽を表現しようとすればより細かな違いに気がつきやすくなります。
これでまた上手くなっていけそうです。
それでは。
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