上達する基礎練習にするための2つのこと
- 楽器が上達するためには基礎練習が大切。
- 基礎が出来てからじゃないと曲は吹いちゃいけない。
- 基礎練習すれば楽器は自然と上手くなるんだ。
基礎は完璧に出来るようになるもの。基礎練習は上達する魔法のようなものだと考えていると基礎練習の恩恵は受けにくいです。
何故なら基礎はどこまでいっても完璧にならないし、楽器が上手くなる要因は基礎練習だけでは成り立たないからです。
【基礎練習の前提は積み重ねること】
基礎練習は完璧に出来るようになることを目的にしないこと。
基礎が完璧に出来てからじゃないと曲練習できないのだといつまで経っても曲は練習できないし、そもそも基礎は完璧に出来るようにはならない。
基礎は完璧に出来るものではなく積み重ね続けるもの。
目次
基礎練習をするとなぜか調子を崩す
僕は高校の頃から「楽器が上達するためにはとにかく基礎練習が大事だよ。」と教わってきたので、とにかく曲は後回しで基礎ばかり練習していました。
ですが練習しても逆に調子が悪くなったりしたんです。
基礎練習の内容を自分のレベルに合わせいなかった
例えば日頃から毎日走ったことがない人がいきなり10キロ走ったら途中でバテてしまいますよね。
それと同じで実は基礎練習も個々の技術レベルや自分が表現したいことに応じて内容を変えていく必要があります。
今思えば昔の僕は自分の状態やレベルを把握せずにただ何となく基礎練習してしまったんです。
【基礎練習は魔法じゃない。】
— かいとうゆうき (@HornKaichi) 2020年10月25日
基礎練習さえしていれば自然と上手くなる訳じゃない。
自分に何が必要なのか分からないといくら基礎練習しても効果はないし、そもそも楽器が上達する要因は基礎だけとは限らない。
・考え方、感じ方。
・精神的な面。
・音楽表現の仕方。
上達する要因は本当に様々。
基礎練習が必要な理由。
基礎練習は楽器が上達するための大事な要素の一つです。
そもそもなぜ?基礎練習は必要なのでしょうか?
音楽表現に集中できる
やはり一番の理由として上げられるのが、曲を吹くときにより音楽表現に意識を向けられる点です。
どうしても技術が不安定だとすぐにバテてしまったり、音を並べることで精一杯になってしまいます。
曲を仕上げる時間を短縮できる
習慣になってしまった癖というのは曲を吹いていく中でどうしても身体が思い出しやすくなるんですね。
良くない癖が身についていると曲を仕上げるために手間がかかってしまいます。
基礎練習の前提を見直そう
- 基礎は完璧に出来ないとダメ。
- 基礎練習さえすればそのうち上手くなる。
このような前提で練習してしまうと、練習していても技術はなかなか身につきません。
基礎は完璧に出来ることよりも日々積み重ね続けることが目的なんです。
まとめ
基礎練習で大切なのは次の2つ。
- 自分の状態やレベルに合わせた練習をすること。
- 完璧に出来ることがゴールではなく今よりも少しだけ変化をつけ積み重ね続けることをゴールにする。
です。参考にしてみてください。
それでは。