考え方の違いで練習がどう変わるのか?
考え方は身体に影響している。
これは僕がアレクサンダーテクニークを学んできた中でよく言われていたことです。
では
- こんなの簡単!と考えて練習する。
- こんなの難しくてできない! と考えて練習する。
この2つの考え方で練習への取り組み方がどう変わるのでしょうか?違いを書いてみました。
【目次】
簡単!と考えることのメリット
- 失敗を怖がらない。
- 失敗してもできると思えるから失敗から学びやすい。
- 深く考えすぎず本質を捉えやすい。
- 頭がより自由に動くため楽器吹きやすくなる。
簡単!と考えることのデメリット
- 油断してしまうため失敗しやすい。
- できると思ってしまうため気がつかない内に無理をしてしまう。
難しい!と考えることへのメリット
- できない原因を考えやすくなる。
- 慎重に練習できる。
- 事前準備を怠らない。
- 無理せずできる範囲で練習できる。
難しい!と考えることへのでデメリット
- 慎重になりすぎて途中で諦めてしまう。
- 深く考えすぎてあれこれ悩みすぎてしまう。
- できない自分を責めて自己否定しやすく挑戦を怖がってしまう。
- 首の押し下げがおこりやすい。
まとめ
ご覧の通りどちらの考え方にもメリット、デメリットがあります。
なのでどちらの考えが正しいのかというのは楽器の上達においてはあまり重要ではないことが分かります。
つまり唯一の正しさを探すのではなく
- 自分にとってその考え方を採用することが楽器の上達に繋がっているか。
- また自分の価値観や性格に合うか合わないか。
が上達において大切なのだと思います。
それでは。