自分がやりたいことの奥に本当のやりたいことがある。
- 音がもっと響くようになりたい。
- もっと高い音が出したい。
- もっと楽に効率よく吹きたい。
レッスン中はこういった生徒さんのやりたいことをサポートすることを基本に進めています。
以前はただ要望に応えてレッスンを進めていましたが、最近はなぜそれをやりたいと考えたのですか?と聞くようになりました。
なぜ?と問うことで深く掘り下げていくと大抵は表向きの望みは手段であって、その奥に本人も気が付いていない本当の望みが見つかることが多いからです。
【目次】
やりたいことの奥に本当のやりたいことがある。
もっと音を響かせたい。
→誰よりもいい音で演奏したい。
もっと高い音を出したい。
→曲を吹いていて出せない音域を出せるようにしたい。
もっと楽に効率よく吹きたい。
→吹いていてすぐにバテてしまうのをなんとかしたい。
これらは僕が考えた例ですが、やりたいことの理由を知るのと知らないとでは全然話が変わってきてしまうような場合があるのです。
確かに表向きのやりたいことをできるようにするために色々とアドバイスすることも可能です。
しかし、裏側の望みを明確にするとより具体的で効果的なプランを提案できるのです。
裏の望みをより具体的に
もっと音を響かせたい。
- 誰よりもいい音で演奏したい。 →自分が一番いい音を出せるとしたら何をしているだろうと考える。
- 自分の長所である音質を良くしたい。→自分がイメージできる最高の音を想像して吹こう。
- 遠くまで音が届くようにしたい。→お客さんを想像して届くように吹いてみよう。
先ほどの一番最初の例から後2つ理由をあえて考えてみました。
どうでしょうか。
表向き一緒でも裏側のやりたいことが違えば提案するプランも違ってきてしまいます。
まとめ
あなたもこんな演奏がしたい!、もっと上手くなりたい。という思いがあるから日々練習するかと思います。
でもなんで?そう感じたのかを掘り下げていくと新たな気づきがあって練習の在り方や仕方に変化が出てくるかもしれません。
それでは。