ホルンでやっと音楽を演奏することができた話
ずっと自分はホルンで音楽を演奏することができるようになってきました。
ここまで来るのに12年?3年?もう数えるのが面倒臭くて分からないけど
長いこと時間がかかったなあって思います。
音を出すだけで精一杯だった
今まで僕ははとにかく音を当てるということばかりを気にして吹いていました。
譜面に書いてある音を出せればOK。
外れたらダメ。
以前の判断基準はこんな感じ。
ですがそれだと機械音のようにただ音を出しているだけの演奏になってしまうのです。
音はただの言葉。それを使って自分が何を伝えたいのかが大事
音をただ出しているだけだとロボットになります。
でも曲の雰囲気であったりフレーズだったり聞いていて居心地良いリズムだったりハーモニーだったりそういった音楽的なこと、自分がこれまで見聞きして感じてきたことや経験したこと、それ全部ホルンという楽器を使ってどう表現するか。
自分が相手に何を伝えたいか。
僕はこれを意識したとき徐々にロボット演奏から抜け出ていきました。
ワザと機械的に吹いてみる
じゃあ具体的にどうやったらホルンで音を並べるのではなく音楽を表現できたのか。
僕はワザと機械的に吹いてみたのです。
そうすると自分の理想とのギャップを感じ以下のようなことに気がつけるようになっていきました。
- ここは機械的に吹くと聞いていて変だなと違和感を感じるようになる。
- ここはもうちょっとこうしたいとか。フレーズをこう表現したい。そういった自分が表現したいことが見えてくる。
- 音楽的に演奏するということがどういうことか理解できるようになる。
まとめ
結局音楽も試行錯誤の連続なのだと思います。
1つの正解を出すのではなく試してみてこれは変だなとかもうちょっとこうしたいということの連続。
僕は今まで正しく音楽を表現しようとしていたのです。
だから音楽を表現することがどういうことか理解できずにいた。
だから棒吹きになったりロボットのような演奏になってしまったのです。
それでは。