ダブルバズ(ドッペル)の2つの原因と3つの改善方法
- 何故かわからないけどダブルバズ(ドッペル)が発生してしまう。
- どうやったら改善できるのか分からない。
ダブルバズについては僕も散々悩んできましたが、最近ようやく原因や改善方法が見えてきました。
【ドッペル、ダブルバズになる原因】
— かいとうゆうき (@HornKaichi) 2020年4月22日
比較的出しやすい中音域でフォルテの練習をすると気付かない内に無理して吹いていることがある。
なぜなら鳴らしやすいからこそ無理してもある程度音が鳴ってしまうから。
それがドッペル、ダブルバズの原因になるのではないかと思う。
【目次】
原因①無理矢理音を大きくしている。
自分の場合比較的出しやすい中音域のB〜Fで音量を大きくしようとした瞬間にダブルバズが発生していました。
その理由として知らず知らずの間に無理に音量を大きくしようとしていたことにあると考えています。
中音域は他の音域より音が出しやすいため、無理に吹いてもまだイケると感じたり、吹き方が変でもそれなりに音が出てしまうからです。
原因②唇を締めすぎている。
またハイトーンを拭いた後に中音域を吹くとダブルバズは発生しやすくなっていました。
この点からダブルバズ発生には以下の3点の原因が考えられました。
- 吹く瞬間に顔が上に傾き下唇を近ずけて吹いている。
- 上の音域を吹きすぎて口の中が狭すぎたり唇が締まりやすくなっている。
- 息のスピード、量がいき過ぎて息の吹き込みすぎで唇が締まる。
唇がバテているなど他にも要因はあるでしょうが、奏法上はこのような理由が重なり合って唇が締まりダブルバズが発生すると考えられます。
改善方法①中音域であっても音量は少しずつ上げる。
中音域で音量を増そうとするとき、無理に音を大きくするのではなく、自分の出来る範囲で構いませんから少しずつ音量を増やすことをお勧めします。
もしもダブルバズがおこったらそれよりも音量を落として吹いてみてください。
改善方法②息の支えを意識する。
この方法は息の吹き込みすぎでダブルバズがおこっている場合に有効です。
以下の記事を参考にしてみてください。
改善方法③意識を下にもしくは前に
吹く瞬間に顔が上を向いてしまう癖を改善するやり方です。
このやり方が上手くいくと自分の場合ダブルバズは収まってくれました。
(顔を動かすなということではなく、顔が上に動いた結果唇が締まるのを止めるということ。)
顔は動いていますが、意識を反対方向、もしくは前に持ってくることで結果的に顔が動かず良いポイントで吹けると考えています。
参考記事
まとめ
ダブルバズの本質的な原因は息とアンブシュアのバランスが崩れていることにあると思います。
しかし人によって崩れ方は様々ですし、改善方法もこのやり方以外にも様々な方法があると思います。
微力ですがこの記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
それでは。
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