ダブルバズ(ドッペル)の原因と解決策 その2
ダブルバズ(ドッペル音)とは、何らかの理由で狙った音以外の音が混ざりブルブルとノイズが発生してしまう現象のことです。
実はダブルバズの発生原因は一つだけとは限りません。
ダブルバズには
2つの異なった原因があります。
原因が異なればそれぞれに対する対処法も変わってきます。
【目次】
もう一つのダブルバズ発生原因
以前にもダブルバズに関する記事を書きました。
自分なりに探求を進めて少しずつ改善していたのですがまたも原因不明のダブルバズが発生してしまいました。
このとき自分はダブルバズは唇の振動が2つ重なっているために発生すると考えていました。
しかしバジルさんからダブルバズのもう一つの発生原因について教わったんです。
何らかの理由でアパチュアが広がり狙った音の倍音と下の倍音が重なっている。
今回はこちらが原因だったようです。
狙った音よりも下の倍音が鳴りやすい吹き方になっている
僕の場合、真ん中のC音から下のF音の間で 特にこの辺りの音域をクレッシェンドするとよく起こりがちでした。
最初は息の吹き込みすぎかなと考えたのですが少しだけ息の量を増やしただけでダブルバズになっていました。
どうやら自分がアパチュアが広くなりやすい吹き方だったことや管の長さを考慮しなかったことが要因となっていたようです。
管の長さとダブルバズの関係性
ホルンの場合、F管とB管を混ぜこぜで使っています。
特に中音域はF管のツボとB管のツボでズレが出てもあまり影響がなく無意識に無理をしてしまっていると考えられます。
例えば真ん中のCだとF管で第6倍音ですが、B管だと第5倍音。
本当にわずかな違いです。
ですがその違いを意識していないと音のツボにズレが生まれダブルバズの要因になりやすいと考えられます。
それでは。
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