プロのアドバイス通りに練習しているのに楽器が上達しない理由
レッスンで先生の言われた通りやっているのになかなか上達しない。
僕も音大生の頃は同じように悩んでいました。
今なら分かるんですがこの原因は先生のアドバイスしたことに「ハイ!」って返事して満足してしまうことにあると思います。
実際僕もホルンのレッスンを受けたとき「ハイ!」しか言っていませんでした。
しかしこれはレッスンで学んだことを吸収しににくくするのでやめた方がいいです。
吹奏楽部でよくある先生の言うことに対してとりあえず「ハイ!」っていう癖。これは本当にやめた方がいい。
— かいとうゆうき (@HornKaichi) 2020年3月5日
なぜなら思考停止しレッスンにおける先生と生徒のコミュニケーションがなくなってしまうから。
意図を理解するにはある程度コミュニケーションを取り続け勘違いや思い込みを防ぐ必要がある。
素直=鵜呑みではない
確かにアドバイスしてもらったことを素直に試した方が楽器も上手くなります。
しかしだからといって先生の言ったことを何でもかんでも「ハイ!」っていうのもそれはそれで問題が出てきます。
僕は次の2つが問題になると考えています。
- 思考停止してしまう。
- レッスン中の生徒、先生間でのコミュニケーションが無くなってしまう。
例えばレッスン中に先生から、リラックスして演奏しなさい!とアドバイスされたとします
ここで安易に「ハイ!」って返事してしまうとどうなるか。
とりあえず身体の力を抜こうとしますよね。
しかし当たり前なんですが、音を出す上で必ず力は必要なんです。
ですが先ほどのように返事をしてしまうと思考停止してアドバイスの本質的な意図を理解しにくくなる。
レッスンでよくあるその場では効果があっても本質的に上達できない理由はここにあると思います。
人は誰でも勘違いする可能性がある
先生の言われたことをすぐに理解できない方が悪いと思う人もいるかもしれません。
しかしやはり人間ですから誰だって勘違いする可能性があるし仮に間違っていても正しいと思い込んでしまったりするんです。
だから理想を言えばやはりちょっとでも分からないと思ったら先生に疑問を投げかけた方がいいし、こ「これってこういう意味ですか?」って先生に確認してみることで勘違いを減らすことができるかもしれません。
まとめ
- レッスン中は先生のアドバイスを「ハイ!」で終わらせず先生の意図を理解する。
- 可能であればレッスン中に疑問を投げかけて自分の理解が正しいかを確認する。
以上の2つはレッスンを受ける際にポイントになるはずです。
でも実際はレッスン中に先生に質問するってかなり勇気がいりますよね。
それに先生自身も感覚で掴んでいることだから言葉で説明できないかもしれません。
しかし先生の言われたことを安易に「ハイ!」って返事するより先生の意図を理解しようと努力した方がレッスンで学んだことを吸収しやすくなると思います。
それでは。
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