ホルンを吹くって簡単〜上達する心と身体の使い方のヒント〜

日々の練習でホルンが上達する身体と心の使い方を発信していきます。

「お腹を使って吹いて!」の本当の意味

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こんにちは。かいとうゆうきです。

「お腹を使って吹いて!」

僕も吹奏楽部や音大でこのアドバイスを何度も耳にしました。

僕はこのお腹を使って吹くことがどういう意味なのか正直よく分からなかったのですがホルンの練習中に「もしかしたらこの意味ってお腹の外側を凹ませることではなくお腹の内側が自由に動くという意味なのかも?」と気がついたのです。

【目次】

 

お腹を使って吹くの意味が分からなかった

僕は学生の頃のレッスンで萩原先生からお腹をいちいち凹ませて吹くことを注意されてました。

理由は息を必要以上に吹き込んでしまうためタンギングに難が出たり、リップスラーで音を変えるときに凸凹したレガートになってしまうから。

ただ僕はその頃先生から受けたアドバイスの意味がよく理解できずにどうすればお腹を凹ませずに吹けるのかが分かりませんでした。

またお腹を使って吹くことを勧めている先生もいたのでそこまで悪い奏法ではないのにどうして問題が出てしまうかも分からなかったのです。

 

お腹を使うとはお腹のインナーマッスルを使うという意味だった

 

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お腹の筋肉には大きく分けて3種類の筋肉があります。

  1. 腹直筋
  2. 腹横筋
  3. 内腹斜筋、外腹斜筋

実はこの3つの中で腹直筋、外腹斜筋がお腹の外側にある筋肉(アウターマッスル)

腹横筋、内腹斜筋がお腹の内側にある筋肉なんだそうです。(インナーマッスル

楽器を演奏する上ではアウターマッスルではなくインナーマッスルを使うことが大事なのです。(腹圧を高めてくれる。)

 

 

息を吐くときはお腹の内側が動いている

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僕は今まで息を吐くときにお腹を外側から凹ませていました。

ただこのやり方だと身体に力が入りやすくなりバテやすくなりなるのです。

だから息を必要以上に吹き込んだりしやすかったのだと思います。

反対にお腹の内側を意識して動かすのではなく動いてくれるのを許してあげると 今まで僕が悩んでいた息の圧力を高めることも内腹斜筋や腹横筋を使うことでより楽にできるようになっていきました。

(↑こちらの考えは誤りでした。すいません。腹横筋のようなお腹の筋肉は随意筋なので意識して動かしても効果があります。ただ深層筋なので付随筋のような性質もあると思います。もし練習や演奏で使う場合はお腹の表面ではなく深いところを意識すると良いです。)

楽に音がコントロールがしやすくなったりハイトーンが楽に出せるようになったりしたのです。

参考記事

参考記事

 

まとめ

お腹を使って吹く=お腹のインナーマッスル(腹横筋、内腹斜筋)を使って吹くという意味。

参考にしてみてください。

それでは!

 

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