ウォーミングアップなしでも曲を吹ける人がいる理由は楽器の温度にあった!
久しぶりのブログ更新。
基本的に管楽器はウォーミングアップを充分にしてから練習しないと唇を怪我したり無理な吹き方を身につけてしまいやすくなります。
しかし先日友人から楽器の温度が下がっているときは楽器抵抗が減っているし、温度が上がっていれば抵抗は増えるんだよ。
と教わりました。
これを理解した上で楽器を吹くとウォーミングアップなしでもかなりホルンが吹きやすくなったのです。
【目次】
ウォームアップしなくてもいきなり曲が吹ける理由
人によってはウォーミングアップを全くしていないのにいきなり曲をスラスラ吹けてしまうタイプの人もいます。(僕も真似していきなり曲を吹いてみたこともあるのですが全く上手くいきませんでした。)
だから以前までそういった人たちは天才だからできるんだなと思っていたのです。
しかし友人曰くそういった人たちは楽器の温度や湿度、部屋の響きなどを吹く前に感じ取っているのだといっていました。
つまり裏を返すと何かしらの事情で充分にウォーミングアップできずに曲を吹かなければならない場合、いつもより抵抗を自分自身で作ることができればウォーミングアップが充分でなくても楽器をある程度吹きこなすことができます。(もちろんベストではないけれど)
— かいとうゆうき (@HornKaichi) 2019年12月25日
部屋の響きや身体の響きを感じ取る
吹く前に部屋の壁や床を手で軽くコンコンと叩いてみてください。響きを感じとることができますね。
また吹く前に誰かと話せるなら、声の響きで自分の身体の響きやどの程度部屋が響くのかを感じ取ることも出来ます。
ウォーミングアップがいつもできるとは限らない。
確かに演奏する前にウォーミングアップができるに越したことはありません。
でも色々な事情によりいきなり曲を吹かなければならない場面も出てくるのではないかと思うんです。
その際には以下の3つの方法を取り入れると良いのではないでしょうか?
- 頭が動いて身体全体がついてきて、と考える。
- 吹く前に楽器の温度、部屋の響きを感じ取っておく。
- 楽器が冷えると抵抗は減り、温まると抵抗が増える。ことを踏まえ息の量や息圧を調整する。
確かに練習前や本番前にウォーミングアップができればベストです。しかしいつもいつもベストという訳にはいきません。
仮に予想外なことがおきてもある程度吹けることが分かっていれば気持ち的にも楽に
なります。それでは!
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