身体が慣れていない最初こそゆっくり丁寧に時間をかける
楽器が上達するには新しい吹き方や考え方を習慣にする必要があります。
その際にはとにかく沢山練習して身体に覚えこませますよね。
ですがこのやり方だと反復した内容が適当になってしまった場合かえって自分が習慣にしたいことと別のことを身体に覚えこませてしまうことになるのではないかと思うのです。
【目次】
焦っていきなり沢山練習しようとすると上手くいかない。
身体は新しい吹き方や練習方法であっても何度も反復することで徐々にそちらのやり方を覚えてくれます。
ですが新しいやり方は身体が慣れていないので基本的に失敗しやすいのです。
しかも人間は基本変化を嫌がるので最初は拒否しやすい。
なのにいきなり沢山反復しようとすると自分が習慣にしたいことと別のことを身体に覚えこませてしまうことになるのではないかと思うのです。
最初は楽器を吹く回数は減ってもいい。
例えばウォーミングアップをせずいきなり全力疾走で走ってしまったらすぐに息があがって走れなくなります。
反対に最初はゆっくり歩いて徐々に走るスピードを上げていくと長く楽に走れます。
これと同じで新しいやり方を習慣にするときも最初は回数やスピードを落としていいから丁寧に時間をかけて正確に練習する方が身体が覚えてくれやすいのです。
やり始めこそ丁寧に。時間をかけていい。
まだ習慣になっていない吹き方や練習方法は身体が慣れるまで失敗しやすいし拒否もしやすいです。
なので無理に練習して覚えようとするとかえって時間がかかる。
でも丁寧に時間をかけて1日1回でもいいから習慣にしたいことに時間をかけて丁寧に正確に取り組んだ方がとにかく何度も練習している場合よりも自分が覚えこませたい習慣にしやすいのではないかと思います。
徐々に回数を増やしていけばいいしそこまで気を使わなくてもできるようになれば自然と時間もかからず身体が反応してくれるようになります。
慣れていない最初こそ丁寧に時間をかけて慣れてきたら徐々にスピードアップしていけばいい。
それでは。