まず出したい音のイメージを思い浮かべることから
ようやく自分が出したい音をイメージして吹くことを最近意識して練習できるようになってきました。
頭ではイメージが大事だと散々教わってきていたはずなのにホルンを吹いた途端いつも
アンブシュアとかタンギングとかレガートとかハイトーンをとにかく出せるようにとか。音を響かせるとか。そういう演奏技術に気を取られていました。
【目次】
音楽を演奏するという肝心の目的を忘れてしまう。
確かに金管楽器は音を出すということが他の楽器と違い自分の唇を振動させて吹いているのでアンブシュアや息などの吹き方に意識をしやすいのです。
ですが吹き方ばかり意識をしていると本来目的である音楽を演奏することが奏法上の正しさや効率の良さにすり替わってしまう。
- 自分のアンブシュアは大丈夫だろうか?
- 息の使い方は効率的だろうか?
- 楽な姿勢で演奏できているだろうか?
確かに吹き方をより楽にできることは大切なのですが僕はずっとこういうことばかり気にして音楽を演奏していなかったり自分が出したい音を出そうとしていなかったのです。
ホルンも次第に上達しにくくなっていました。
どうしたらいいのだろうと悩んでいたときに家にあったアーノルド・ジェイコブズさんの本を読んでみるとこの問題へのヒントがあったのです。
楽器を使わずに練習する
実は楽器を使って練習するとそれが身体への刺激となっていつものやり方に戻りやすくなってしまうのです。
なので楽器を使わずにマウスピースだけの練習をしたりしホルンを2本以上持っている方ならいつも練習している楽器と違う楽器で練習してみたりすると新しいやり方を取り入れやすくなるんですね。
参考
- 作者: ブルースネルソン,小関馨子
- 出版社/メーカー: 杉原書店
- 発売日: 2010/07/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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まとめ
大学生の頃アーノルド・ジェイコブズさんの本を読んだときは意味が全然分からなかったけれど今読み返すとメチャクチャ分かる。
多分ブログを書いているうちに文章に慣れてきたので意図が汲み取りやすくなっているのだと思います。
- 目的は演奏技術の向上ではなく音楽を演奏すること。
- まずは出したい音をイメージする。
- 習慣を変えるときは楽器を使わずに練習する。
参考にしてみてください。
それでは。