『喉を開けて吹け!』の意味は喉が自然と開くことだった話
管楽器の奏法で喉を開けるという考え方があります。
僕も以前音大にいたときに教わりました。
- オーと言いながら吹け!
- 歌いながら演奏しよう!
僕も何度か試してみましたが余計に吹けなくなっていました。
でもそのときは一向に上手くならないので意味がよくわからなかったんです。
喉を開けることの意味
喉を開けて吹きなさいと教わると当然ながら喉を意識して吹くことになります。
僕も今まで喉を開けるというのがどういう感覚なのかいまいちわからなかったのですが
喉を開けろという意味が喉周辺が楽な状態で楽器が吹けているという意味であるならば喉を開けるということがちょっとだけ理解できたんですね。
昔レッスンや大学の授業で教わった喉を開けろ!という考えは意図的に喉を開けろという意味ではなく
— かいとうゆうき (@HornKaichi) 2019年5月30日
いい音が出ているときは喉が自然に開いているという意味なのではないだろうか?
喉を頑張って開けようとしなくていい
僕が昔喉を開けようとしても上手くいかなかったのは頑張って喉を開けて吹いてしまっていたからだと思うんです。
でもこれだとかえって喉に力が入り喉を締めて吹いてしまうのです。
喉の筋肉は首周辺や舌の筋肉と繋がっている
喉の筋肉ってどうなっているのだろう?と調べてみたのですが
喉の筋肉って首の筋肉や舌の筋肉などととても複雑に絡み合っているのです。
なので喉を開けようと頑張ってしまうといわゆる首の押し下げがおこりまた舌の筋肉も動きづらくなるという二重の意味で楽器が吹きにくくなってしまうと考えられます。
喉を開けるとは自然と喉が開く状態のこと
恐らく先生方は僕が吹いているときに喉に力みがあると感じたから喉を開けなさいと言ったと思うんです。
だから僕がやるべきだったのは喉を開けようと頑張るのではなく喉が自然と開く状態で吹くことだったのです。
それでは!
先生方って上手く吹けてしまうから先生の側からするといい音が出ているときは喉が開いている=喉を開けることが大事だと感じるのだけど
— かいとうゆうき (@HornKaichi) 2019年5月30日
教わった側からすると喉を開けるという感覚が分からないので喉を開けようとすると喉に力が入る。
本来喉は自然に開く。