楽器を吹いているときも身体は常に動き続けている
僕は昔から音楽がまるで機械のような音に聴こえている。と言われていました。
ですがこの原因がようやく理解できたのです。
楽器を吹いているとき舌も口も息も全部動き続けていることを考慮せずこの音の時はこのやり方でみたいにONかOFFしかない考え方だとまるで機械が音を出しているように聞こえてしまう。
— かいとうゆうき (@HornKaichi) 2019年7月8日
【目次】
コツに縛られるとONとOFFの2択しかなくなる
- 高い音を出すときは息のスピードを速くする。シラブルを使う
- 低い音を出すときは顎を貼る。
- 音を響かせるには口の中を広く。
最近は楽器を吹くときのコツがとても手軽に手に入りますがこういったコツに縛られてしまうとこの方法でしか楽器が吹けなくなるのです。
そうするとまるでスイッチを入れるか入れないかでしか音を出せなくなるので結果的に機械のような演奏になってしまうのだと考えています。
間が大切
じゃあどうすればいいのかというと身体は常に動き続けている。という事実を考慮するということが大切だと思います。
例えば
- 息のスピードを速くする。→息のスピードはどの程度なのか?吹くときどのように息のスピードが上がってるか。
- シラブル→音が上がるときは舌も同じように持ち上がり続けている。
- 低い音は顎を貼る。→顎どの程度顎を貼るか?顎を貼るときにどのように顎が動くかまたは周辺の筋肉が働いているか。
- 音を響かせるときは口の中を広く→広さはどの程度なのか。音を出しているとき口の中はどのように動いているか。
吹き方もこれだけではなく色々なやり方があるのですがこういったコツを正しくやろうとすると身体の動きを止めてしまいます。
そうするとどこかで無理が出てきてしまうんです。
まとめ
ロボットならならONかOFFかの2択でなんとかなりますが人間の身体はロボットのようにカクカクするわけにはいきません。
人間はどうしても動きと動きの間にある動きがあるからです。
今度練習するときに自分の身体がどう動いているかを観察してみてください。
何か発見があるかもしれません。
それでは。