息の圧力を高くするとは?
ハイトーンを演奏するためには息の圧力を高くすることが大事だよ。
とよく言われます。
では息の圧力って一体なんなのでしょうか?
ここまで探求してきたことを書いていきます。
【目次】
息の圧力は息のスピード?
僕はまず息の圧力を高くするためには単純に考えて息を吐く量を増やせばいいと考えました。
確かにこれでも息の圧力は高くなります。
ですがこれはお腹の力を使って息を吐くことになるので徐々に音が上がって行ったりするときには大丈夫ですがハイトーンを最初から出すときには口を締めて吹きやすくなるのです。
なので別のやり方を見つけることが必要でした。
結果的に息の圧力が高い状態を維持するやり方
息の圧力が高いってどういうことかは分かりませんが結果的に息の圧力が高くなるやり方をいくつか見つけることができました。
やはり結果的にそうなるということが大事なようです。
ポイントとして
- できる限り自分が出る最高音でロングトーンやタンギングの練習をする。
- 音を出すときに出したい音がどこまで距離があるのかを知る。
- 音を出す前の準備により時間をかける。
- アンブシュアや舌で息の流れを塞ぎ息を口の中に溜めている。
- 息を吐くのではなく結果的に息が出ていくようにする。
- ハイトーンになると楽器の抵抗が増えるため息を吐いている感覚はあるが息が出ていく量は少ない。
以下の点が大事になってくるのではないかと考えています。
参考
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参考記事
息の圧力が高い吹き方かどうかを確認したければロングトーンをすること。(高い音のロングトーンだと尚良し)
— かいとうゆうき (@HornKaichi) 2019年5月29日
もしも途中で息の圧力が下がってきたのなら音程がぶら下がってくる。
音程がぶら下がるのを我慢することで息の圧力は高い状態を維持しやすい。
【音を出す直前息は止めている瞬間がある。】
— かいとうゆうき (@HornKaichi) 2019年6月23日
息の圧力を高くする感覚がずっと分からなかったのだけど息を止めていなかったからだったのだなと気がついた。
息を吸うときから流れを全く止めずに吹くと息の圧力が落ちていって吹くことになる。
息が止まる瞬間があるから息が勝手に流れていく。
止めているという表現はちょっと違っていたかもしれない。
— かいとうゆうき (@HornKaichi) 2019年6月24日
止めたら息吐けないしかといって無理矢理流しているわけでもない。息は自然と流れ続けてる。
ただ息圧が高い状態で吹くとき
音を出すまでにより時間をかけている気がしている。
さいごに
息の圧力を高くするのではなく結果的に息の圧力が高い状態を作る。
どうやらこれがポイントのようです。
- ハイトーンが苦手。
- スラーを滑らかにしたい。
という方は参考になるかもしれません。
それでは。
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