ホルンを吹くって簡単〜上達する心と身体の使い方のヒント〜

日々の練習でホルンが上達する身体と心の使い方を発信していきます。

吹奏楽部の後輩が部活を辞めてしまった件についてあれこれ考えてみる

吹奏楽部というのは最近はどうもブラックな部活というイメージが強いみたいです。

部活を辞めるのには色んな理由があると思います。

  • 顧問の先生の指導の仕方
  • パートの先輩や後輩との人間関係の悩み
  • 受験勉強に集中したい。
  • 練習しても楽器が上手くならない。
  • 担当した楽器が希望の楽器ではなかった。

 自分も以前高校生の頃に所属していた吹奏楽部で後輩が部活を辞めてしまうことがありました。

当時はショックで仕方がありませんでした。

なんせ自分のパートの後輩が辞めていくなんて全く想像もしていなかったし自分のパートはそんなことは無いだろうと何処かで思っていたから。

幸い当時は音大進学のためにホルンの練習やソルフェージュの勉強に集中していたので落ち込む暇もありませんでしたから大丈夫だったのですが未だにあのときこうしていれば、、、と後悔することがあるんです。

 

 

 後輩とコミュニケーションをもっと取ればよかった

今更言い訳になってしまいますが当時の吹奏楽部は夏のコンクールで金賞とる!全国大会出場するみたいな雰囲気があったため僕も当然ながら後輩がどうしたら上達するかということばかりに意識がいってしまいがちになっていました。

僕は後輩の悩み=楽器の上達という思い込みがあったのです。

ただ良く考えれば人間関係の悩みで困っていたのかもしれないしそもそもそこまで部活や音楽や楽器のことが好きではなかったのかもしれません。

ただ自分もそんなところまで考えていられる余裕もなかったし、見た感じ困っている様子もなかったからてっきり大丈夫なんだと思ってしまったんです。

ただいま思うと困っていないフリをして色々と我慢していたのだと。

もうちょっと本当はどんなことを感じているのか聞いてあげていれれば良かったのですがそれは今だから言えることだし、それが本当かどうかなんてもう分かりません。

 

些細なことから

楽器の吹き方に関しての悩みは専門家にアドバイスしてもらうことが必要になったりもします。

それでもそれだけが悩みになるわけじゃありません。

 学校の授業だったり学校内の人間関係だったりそれはもう色々あります。

僕も普段の会話の中で親しみを持てるような安心して相手が自分のことを話せるような信頼できる場を作ることができなかったのだと思います。

でもそれって難しいことでも何でもなくて普段からちょっと挨拶するとか。

声かけるとか。

休み時間にどうでもいいことを話すとか。

そういったことからで良かったのだと思います。

僕もいま思うとこれが全然できてなかった気がします。

それでは。