正しい奏法なんてない
正しさに振り回されて辛い、苦しい練習をしてしまっている方へ。
僕も以前は正しい奏法を身につけることに躍起になっていました。
- 正しいアンブシュア。
- 正しい呼吸法
- 正しい姿勢
- 正しい右手の使い方。
こういった正しい奏法を身につけるから上手くなる。と考えていたからです。
確かに一般的にこうやったらベストとされている正しさはあります。
でも正しい奏法を自分に100パーセント当てはめようとしてしまうとかえって苦しくなったり上達しにくくなってしまいます。
【目次】
正しい奏法は存在しない
まずこれさえ身につければ大丈夫という正しいやり方は存在しません。
もし仮にそんなやり方があるとすれば楽器が上達できなくなってしまうからです。
なぜって?
成長するためには失敗がかならず必要だからです。
上手くなりたいんじゃなく失敗が恐いだけ
楽器が上達したいから正しい奏法を身につける。
でもそれって本当でしょうか?
本当は調子を崩すのが恐いだけなのではないでしょうか?
上手くいかないかもと不安になるから誰かから教わった正しさを追い求めてしまう。
こんなことを書いている僕も失敗したくないから正しい奏法を身につけようとしていました。
だって不安だからです。
でも今考えるとそれは間違っていました。
本当に上手くなりたいなら失敗から学んでいく必要があったんです。
レッスンで教わったやり方だったとしても鵜呑みにしないこと
よく自己流で練習するとなかなか上手くなれないと言われています。
確かに何も知識がない状態で一人で練習することは危険です。
最初のうちは自分で自分のことを判断することが難しいからです。
ですがだからといってレッスンで教わったことが100パーセント正しいのかと言われるとそれも違います。
あくまで先生方は自分の経験から現時点で効果のあるやり方を教えているからです。
でもそれは時間とともに変わってくる可能性があります。
なぜなら先生達だって楽器が上手くなりたいはずですから今の演奏技術を少しずつ進歩させる必要があるからです。
だからプロにレッスンで教わったからという理由で正しいやり方だと思ってしまうとどこかで限界が来てしまいます。
そもそもやり方が合わない可能性だってあるのですから。
自分で試してみて上手くいかなければやめればいいし上手くいけば取り入れてみればいい。
あくまで最終的には自分流の吹き方を見つける必要があるんです。
それでは。
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