ナイジェル・ダウニング氏のレッスンを受けて学んだ5つのこと
こんにちは。かいとうゆうきです。
実は先日15日〜18日で日高川ホルンキャンプに参加してきました。
キャンプの開催地は和歌山県ということ、また台風が直撃していたので最初は無事にたどり着けるか不安でしたが無事に4日間のキャンプを終えることができました。
キャンプでは以前から一度レッスンを受けてみたかったナイジェル・ダウニング氏にレッスンを受けることができました。
参考記事
【目次】
「変わったアンブシュアをしているね」
レッスンで吹く曲を最後まで吹き通してナイジェルさんにまず最初に言われたのはアンブシュアのことでした。
自分でも散々アンブシュアに問題があると言われ続けていたし、自分が口を締め上げて吹いている自覚はあったので気にしてはいましたが、ナイジェルさんには以外にも問題ない。と言われたのです。
ナイジェル先生「君は変わったアンブシュアをしているね。でもそれで問題ないよ。アンブシュアはちゃんと機能しているから。見た目が変でも素晴らしい奏者はたくさんいる。ただアパチュアが薄くなって音が平ぺったくなってしまいがちだから吹くときに丸い音をイメージしよう。 」
ナイジェル先生に言われるまで僕も気がつきませんでしたが音も薄っぺらく硬い音になりがちでした。
でもナイジェル先生に言われた通り丸い音をイメージした途端音も響きやすくなり本当に今の自分のアンブシュアでも問題がないんだなと素直に思えるようになったと思います。
また反対に時間はかかるけれど自分のアンブシュアの効率が良くなるように今まで通り少しずつの改善はしていこうと前向きに思えるようにもなりました。
これはアンブシュアが変だから直すというマイナスの意味ではなく問題がない自分のアンブシュアをさらに良くするというプラスの意味で。
息で音を遠くに運ぶ
僕は音が高くなるときに特に唇を閉めあげて吹いていました。
でもそれは音が高くなる=上をイメージしてたからだったのです。
上ではなく遠くに息で音を運ぶようにすると必要以上に口を気にすることなく楽に吹けるようになりました。
参考記事
自分の音を聴く
自分の音を聴くこと。
これをレッスンで何度もアドバイスされました。
耳で吹きやすいいい場所を探す。
めちゃくちゃ当たり前だけど何よりも大事。
曲の背景や作曲家の歴史を学ぶ
今回のレッスンにはリヒャルト・シュトラウスのアンダンテを見てもらいました。
ナイジェルさんはこの曲はリヒャルト・シュトラウスのお父さん、フランツ・シュトラウスの銀婚式のために書かれた曲だと言っていました。
やっぱり曲が生まれた背景やその時代の歴史を知ることはとても大事。
どんな感じで吹けばいいのかがイメージがしやすいです。
右手の構え方
現代のホルンはベルの先まで音が鳴るように設計されているそうです。
なので右手も奥の方まで入れると響きを失ってしまうため割と浅めにまた対角線上に
ベルに入れるようにナイジェルさんから言われました。
こちらがレッスン後の右手です。↓
まとめ
今回ナイジェルさんにレッスンを受けることができてたくさん学ぶことができました。
久しぶりのホルンレッスンでしたがこれでまた上手くなっていけそうです。
それでは。