ホルンを吹くって簡単〜上達する心と身体の使い方のヒント〜

日々の練習でホルンが上達する身体と心の使い方を発信していきます。

喉を開けて吹け!と口先で吹け!は同じ意味なのかもしれない

f:id:ykaichi:20190807002515j:plain

楽器の奏法には様々なやり方がありますが僕が今までホルンを教わってきた中で

  • 喉を開けて吹く
  • 口先で吹く

僕はこの2つの吹き方を学んできました。

この2つは全く別のアプローチのように見えますが僕はこの2つは実は同じものなのではないかと思うのです。

 【目次】

 

どちらも締め上げて出しているような音になるときに有効

口先で吹くというやり方は息を必要以上に吹き込みすぎて音が出なくなってしまったときや無理に力任せで吹いてしまうときに役立つことが多いです。

ただそういう時は口を締め上げて出している音を聞いたときにまるで喉を閉めて声を出しているように聞こえるため人によっては「喉を開けて!」というアドバイスになってしまうのだと思います。

 

口先で吹くも喉を開けるも本質的に観察する際の視点の違い。

口先で吹くはアンブシュアの締めすぎを気にしているため。

喉を開けるは恐らく吹き込みすぎてしまったために喉にも必要以上の力が必要となり結果的に喉も締めている(力が入っている)と思われます。

 

 

日本語の発音は喉を締めている

発音と喉のリラックスというのは本来深い関係にあるのだと思います。

面白いことに日本語は英語に比べ発音する際に喉が締まりがちになるそうです。

ホルンなどの金管楽器は本来外国の楽器ですから外国の奏者は無意識に喉を開くという感覚が分かっているのかもしれません。

 

息の流れがスムーズに流れているかどうかが鍵かもしれない

日本語は息の流れを一つ一つ区切って発音しているのに対し英語は息の流れがスムーズに流れた状態で発音しています。

ホルンを吹くときでも同じでスムーズな息の流れというのはとても重要になってきます。

それでは!