物事はシンプルに考える。
音大にいた頃、ホルンのレッスンで「難しく考えすぎるな!もっとシンプルに考えろ。」と先生から言われたことがありました。
当時は意味が全く分からずにいました。
ちゃんと考えているはずなのになぜ?簡単に考えすぎるなと言われるのかが意味がわからなかったからです。
ですが最近この言葉の意味が理解できてきました。
【目次】
考えることが目的になっていた。
よく考えてみれば当たり前なのですがとにかく考えれば楽器が上手くなるってわけじゃありません。
楽器の上達することと関係ないことをあれこれ考えていても意味がないのです。
それにあれこれ複雑に考えすぎると自分が本来考えるべきこと、やるべきこと、やりたいことなどからズレてしまうんですね。
考えることが目的になってしまう。
複雑に考えているときとシンプルに考えている時の違い
物事を複雑に考えている時は考えること自体が目的になっているので考え過ぎて行動できなかったり落ち込んだり悩んだりしやすいです。
例
毎日練習しても上達しない。→自分には才能がない。
反対にシンプルに考えている時は問題の解決や工夫することが目的になっているので行動しやすくなるし、必要以上に落ち込んだり悩まなくなります。
例
毎日練習しても上達しない。→練習方法を少し変えてみよう。
まとめ
- 考えるときは自分が考えるべきことや考えたいことを考える。
- どうすれば良くなっていくのか解決策や工夫を考える。
- 考える目的を忘れずに。
シンプルに考える。の意味はこういうことだったのだなと。
大学を卒業してから6年かかってようやく理解できました。
それでは!