調子の良し悪しをマウスピースの感覚で判断していた話
ホルンの練習をしていて発見がありました。
僕は今までホルンの調子の良し悪しをマウスピースのリムの感触。だけで判断してしまっていたのです。
感覚的評価は当てにならないと今まで教わってきていたはずなのに
僕は無意識に吹いているときのリムの感覚に頼って吹いていたのです。
【目次】
リムの感触が心地よいかどうかで判断している
僕はずっと唇がリムに触れた時に居心地が悪いと何故か吹きにくいと感じていました。
確かに居心地よいがいいと吹きやすいなと感じますよね。
ですがそれがかえって本当に自分の出したい音が出せているかどうかの判断が難しくなってしまう。
自分が出した音を聞いて判断しているのではなくリムの感触が居心地良いかどうかで判断していたのです。
感覚的評価は当てにならない
楽器を吹くときは確かに自分の感覚で判断していくのですが吹いていると感覚だけで良し悪しを判断してしまうときがあるのです。
例えば
- 息をたくさん吸えている。
- 息を吐けている。
- 調子がよく楽器が吹けている。
- リムの感触が居心地良い
などこういった感覚的評価は当たることもあるのですが外れていることも良くあることです。
- 息を吸えていたつもりが全然吸えていなかった。
- 息を真っ直ぐ吐けているつもりがいつの間にか吹き込んで吹いていた。
- 調子が良いと思っていたのに曲が全然できなかった。
- リムの感触が変だから調子が悪いと感じてしまう。
できているつもりができていなかった。
僕もよく経験するのですがこれって自分の感覚的評価が外れているのです。
自分で自分の音を聞く
リムの感触が心地よいかどうかではなく自分の出したい音が出せているかを自分の耳で聞いて判断していくことがホルンを練習するときにとても大切なこと。
どんなに心地よくても自分の出したい音が出ていないのであれば上達できないし逆に
どんなに変な感じがしても自分の出したい音が出せているのならOK。
感覚ではなく音を聞いて判断する。
参考にしてみてください。
それでは。