ホルンを吹くって簡単〜上達する心と身体の使い方のヒント〜

日々の練習でホルンが上達する身体と心の使い方を発信していきます。

人はなぜ神様にお金を払うのか?

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今回は普段とちょっと話が変わります。

突然ですが質問です。

 人はなぜ神社にお参りするときお賽銭を投げ入れるのでしょうか?

僕はこの疑問が音楽で食べていくヒントになるのでは?と感じたのです。

 

人が神様にお金を払う理由って何なのか?

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普通であればお金を頂くためには何かしら労働をしないといけません。

働かざる者食うべからずというやつです。

ですが神様って別に仕事ってしていないですよね。

もっというと神様という概念はあっても神様って現実には存在していません。

なのに人は神社にお参りに行ってしかもお賽銭を投げ入れるわけです。

神様にお願いすれば願い事が叶うとかなら話わかるんですけど現実的に考えて神様にいくらお願いしても願いごとって叶わないじゃないですか。

 それなのになぜなんだろう?と疑問に思ったわけです。

  

 神様は大昔のアイドル的存在では?

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やっぱり昔って今と違ってインターネットやSNSなんてなかったですしそもそも生きていくことが大変だった。

なぜなら病気になったり怪我をしても治療してくれる医者もいなかったから。

そんな時代に人ができることといえば何かを信じることくらいしかなかったと思うんです。

 そこで神様という概念が人を生きる苦しさから救っていたんじゃないかと。

 これは今でいうアイドルと同じなのではないかと思うんです。

 

 

ファンがいるから価値がある

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確かにアイドルは現実には存在していますがあくまでありえない存在です。

それでも音楽を歌ったりなどのパフォーマンスを披露することで心が癒されたり元気になるから人はアイドルにお金を使うわけです。

 もっというとファンができる。

 人は神社になぜお賽銭を投げ入れるのか。

これは神様を信じる人がいるから。神様のファンがいるからだと思います。

 これは音楽も同じことですよね。

 

 

 価値があるかどうかではなく価値があると信じてもらえるかどうか

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 つい僕も本当に価値がある能力があるかどうかで判断してしまいます。

楽器が上手くなければ仕事がない。音楽で仕事をすることはできない。

と考えてしまうんですよね。

でも本当か偽物かなんてぶっちゃけ関係ないんです。

なぜなら神様も現実には存在していないのに価値があると信じる人がいる。

つまりそれは裏を返すと本当に価値があるかが大事なのではなく相手に価値があると信じてもらえるかが大事だという意味だからです。

 

 

相手はこれまで経験したことから判断している 

 ではどうやったら相手に価値があると信じてもらえるのか。

考えてみたんですがこれは

  1. 相手が今まで何を経験してきたか
  2. そして自分がそれを上回るか違う体験を作れるか

どうかだと思いました。

例えば極端な話、高級料理ばかり食べている人であれば美味しいと言われるものでもあまり美味しくないと感じるでしょうし反対に普段からあまり贅沢せずにいる人はそんなに高級じゃなくてもめちゃくちゃ美味しいと感じる。

 音楽も同じですごく上手なプロの演奏ばかり聞いている人はちょっと楽器が吹けても価値があると感じないでしょうし普段からあまり金管楽器の生の演奏を聞かない人は生の演奏を聞いたときとても驚いたりワクワクしたりするということが考えられるのではないでしょうか?

それでは。