能率と効率の違いを理解して練習に取り組む
能率と効率。
最近練習するときに意識するようにしています。
効率よく練習するという言葉は良く聞きますよね。
でも能率という言葉はあまり聞きません。
自分はこの2つの違いを理解しておくことでより練習がスムーズになると思うんです。
量✖️時間が能率。
能率は結果を問わずどれだけ速く沢山吹けたかが基準になります。
「上手くなりたかったらとにかく沢山吹く!」みたいな考え方は能率を重視した考え方です。
能率を上げるためにはとにかく速く!沢山!
なので能率の場合はとにかく行動の速さが求められます。
練習中に上手くいくか不安になったりして練習に集中できなくなるときがありますがこの場合は効率が落ちるというより能率が落ちています。
また単純に面倒だと感じて練習をサボってしまうことも能率が落ちることです。
サボることが上達の妨げになるという意味ではないのですが基本的に練習しないと楽器は上手くなることはできません。
つまり能率が上がれば上がるほど自分が上達する機会を増やすことができます。
効率は速くやることではなく少ない時間でできるか
反対に効率の場合はどれだけ沢山の量をこなせたかではないので極端な話15分で1時間分の練習量をこなすことではなく1時間の練習と同じ効果のある練習が効率の良い練習と言えます。
つまり1時間とにかくたくさん吹いてウォーミングアップすることに目的を持つか少ない労力で同じ効果を出すことに目的を持つかの違いです。
断然効率は良い方が上達は速いし体の負担もかかりません。
練習の能率を上げるのか効率よく練習するのか
能率が上がれば上がるほど上達するチャンスが増える。
反対に少ない時間でより効果的な練習に取り組めば無駄な練習をせずにすみ余った時間でより自分に必要な練習に取り組むことができます。
能率と効率。
2つの違いを理解しておくことで練習するときに能率を上げた方が上達するのかまたは効率よく練習した方が上達するのかを判断していけます。
参考にしてみてください。
それでは!