本番で緊張すると息が吸えない理由と3つの改善案
- 演奏会の本番緊張して息が思うように吸えなくなる。
- せっかく練習したのにも関わらず思ったように演奏できなくなる。
楽器をやってる人であれば一度は経験があると思います。いわゆる本番でアガってしまう状態。
僕自身も何度も経験があります。でも緊張してしまうと何故息が吸えなくなるのでしょうか?
実はこの原因は体の神経にあったんです。
本番で息が吸えない理由は横隔神経にある
楽器を演奏するには息を吸うことが必要です。
息を吸うには横隔膜などの筋肉が働くことが必要です。
では何故横隔膜が働くのか
それは横隔神経がそれを支える役割をしてくれているからです。
ですが緊張してしまうとこの神経が働きにくくなってしまうんですね。
横隔神経とは?
横隔神経は、運動神経、感覚神経、交感神経の繊維を含む。横隔膜は、この神経のみで運動と感覚を支配されている。感覚神経は、腱中心からの情報を受け取る。胸郭においては、縦隔胸膜と心膜に枝を出す。
心の状態が横隔神経に影響する
- 本番で失敗してしまったらどうしよう。
- 音を外さないようにしなくちゃ!
- 練習通りできるか心配。
本番で緊張すると自分もつい思ってしまうことですがこうした心の変化が横隔神経にモロに影響してしまうんです。
本番でアガってしまうと息が吸えなくなるのはこういう理由だからなんですね。
本番の緊張を和らげる3つの方法
神経がそう反応してしまうのだからしょうがないというわけにはいきません。
それじゃ本番で演奏はできません。
以下の3つを取り入れることである程度緊張を和らげることが可能になると思われます。
1本番を想定した練習をする。(もし〜だったら)
アレクサンダー教師ケンさんから教わった練習方法です。
- もしこれが演奏会本番だったら。
- もしコンクール本番だったら
- もし録音中だったら
- もしオーデションだったら
本番を想定して練習することで緊張してしまう状況の中でも演奏することが出来るようになります。
参考記事
2呼吸のトレーニング(瞑想)
瞑想をすることで横隔神経を鍛えると同時に集中力を上げることが可能になります。
参考記事
3思い込みによる不安を手放す
本番前はどうしても失敗してしまうんじゃないかと考えてしまいますよね。
でもそれは本当だろうか?
一度自分自身をチェックしてもいいかもしれません。
まとめ
緊張する。
不安になる。
横隔神経が働かなくなる。
横隔膜が働かない。
息が吸えない。
結果自分が理想としている演奏ができない。
こういうことが本番中に起こっているんです。
それでは!
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