最初は雑になってもいい
ホルンの練習していて思うように進まないなと感じたとき僕は大抵完璧主義にハマっていたりします。まだ練習したこともないのにいきなり完璧にやろうとしているのです。
繊細な練習は後でいい
楽器にもよると思いますがホルンは特に曲を表現するという以前に音を当てるということがとても難しい楽器です。なのでとりあえず音が並ぶ。ということに目的が行きがちです。
でも最初から
- 響くいい音で、綺麗な発音で
- 楽譜に書いてあることを守って。
- テンポキープして。
- 音程合わせて
- 自分のやりたい表現をして。
なんて全部やろうとすると自分の場合特に意識することがありすぎて頭がパンクしてしまって上手くいかなくなりますし同じところを何度も練習することになりがちです。
そうすると結果的に上達しにくくなっているのです。
最初は雑な方が上達は速いのかもしれない
上達するのが速い人と聞くとなんでもソツなくこなせるようなイメージに聞こえるので僕はそういう人はとても細かなところも練習なんてしなくてもすぐにできてしまうんだろうと思っていました。
ですが練習していてミスしたり気になる箇所があったとしても完璧じゃないところだったとしてもあえてOKにして徐々に細かなところを改善していく方が結果的に上達しやすいのだと気がついたんです。
まとめ
100パーセントじゃなくていいからまず練習してみる。そうするとたとえ演奏の出来が完璧ではなくてもこういった上手くなるための情報を得られます。なので次に自分が何を練習すればいいのかが分かってきます。
- 上手くいった。
- 上手くいかなかった。
- もっとこうした方がいい。
- もっとこんな風に演奏したい。
最初練習する時は雑でいい。
上手くいかないことがあっていい。
その方が完璧に吹こうとするよりも上達が速いと思います。
それでは。