人から言われたアドバイスをただやるだけでは楽器は上達しない
僕も結構人のアドバイスを鵜呑みにしてしまいます。
こうすれば楽器が上手くなるよ!と言われれば、それはもうすぐに信じ切ってしまうのですね。そうなんだ!と。
最近になってようやくアドバイスを鵜呑みにせずに自分の考えで行動できるようになってきましたが鵜呑みにしてしまう時って自分を信じきれていないのです。
自分はダメだから他人に何とかしてもらうしかないという思考
鵜呑みにしている時って自分に自信がないときとか自分なんてどうせ、、、みたいな自己否定的な考え方になっているときになりやすいんだと思います。
自分はダメだから他人に依存してしまうわけです。
僕も以前は自分に才能がないからと自己否定しまくっていて(今もたまにありますが)
たとえ自分で考えたことがあったとしても自分の考えを尊重せず他人の考えに縋ろうとしてしまうんです。
鵜呑みは自己否定の裏返し?
なぜ?自分は正しいことをやろうとするのか。
以前の記事でも正しさに関して書いてきました。
正しいことをすると上手くいかないとアレクサンダーテクニークの先生方から教わります。(正しいことを感じようとしてしまうために上手くいかなくなる。)
でももっと根本のところでは正しいことをして自分を肯定しようとしているだけなのではないかとも思う。
正しいことをしている自分はOKだけど間違っている自分はダメ。
つまり失敗する自分を自己否定してしまうから正しくあろうとしてしまう。
正しくあろうとするから鵜呑みにしてしまう。
間違ってもいいから自分が考えたこと感じたことを尊重する
これはアドバイスを無視しろという話ではなくもちろんアドバイス自体は受け取るんだけど基本的に人それぞれ能力も違えば環境も違うし年齢も経験も何が好きで嫌いかも違うわけです。
他人というだけでこれだけ違うのにアドバイスしたことだからといって言われた通り試してもそりゃ上手くいくわけがないですよね。
その人はたまたまそれが上手くいく方法だっただけかもしれません。
だから大切なのは
- たとえ間違っていても自分で考えたこと、感じたことが間違っていてもそれを尊重すること。
- アドバイスを通して自分に伝えたい本質は何なのかを考えること。
失敗しても少しずつ進歩できている自分がいるし少しずつ経験が溜まってくるからアドバイスの意味が理解できて取り入れることができるようになってたりします。
そして意外と根本的なところではみんな同じことを言ってたりします。
それでは。