音と音の距離を正確に測る
以前の記事で上で上の音から下がっていく練習を取り入れるとより吹きやすくなると書きました。
この練習で息の圧力?を高めた状態をキープしたまま吹き続けることがやりやすくなります。
ですが僕自身息の圧力を高めた状態をいつもキープできるわけではなく一度何かのきっかけで圧力が下がった状態から戻ってくることが難しかった。
一度そうなってしまうと戻ってくるまでに時間が掛かっていました。
息の圧力は感覚で掴む
最初僕は息の圧力(シラブルとか言われたりもします。)
それが一体どんなものなのか
それが理解できれば調子を崩しやすくなるのを防げると考えていました。
だけどバジルさんから「それが理解できても調子を防げるとは限らないよ。」
「分からなくてもいいから息の圧力を高めた状態に戻れるように高い音をしばらく出して吹いたらいい。」
とアドバイスされました。
音と音がどのくらい離れているのかを知る
さらにレッスンでは音と音の距離を測ることを教わりました。
これまで僕は出したい音が出る場所をなんとなくでしか掴んでいませんでした。
感覚に頼りきっていた。
息の圧力を高めた状態で吹いているときはいいんだけどそれが一度わからなくなると
もうどう出せばいいのか分からない状態。
だけど出している音から出したい音がどのくらい離れているかを知っているだけで調子を戻しやすくなっていきました。
例えば
- 真ん中のCからハイCまでの距離はオクターブ。
- ハイCからハイFまでの距離は意外と短くて4度。
- ペダルFから真ん中のFは以外に広く2オクターブ。
- ペダルCから真ん中のFは1オクターブと4度。
こんな具合に音と音の距離を知っておくだけで次にどのくらいの力が必要なのかが予測しやすくなるんです。
まとめ
- 上の音から下がる練習をする。
- 音と音の距離を測る。
僕はこの2つを取り入れたことで以前よりも音を自由にコントロールしやすくなってきてます。
参考にしてみてください。
それでは。