上達するために必要なのは自分自身への課題を見つけること
練習をしていく中で一つ気がついたことがあるのでシェアしたいと思います。
僕も以前はそうだったのですがどうやったら上手くなれるのかを自分で考えるときに
一番正しいやり方(練習方法や奏法)は何んだろう?って考えがちです。
でも実際は100%こうやれば確実に上手くなる方法なんて存在していなくて
むしろ
- 自分がどんなことができるようになりたいのか。
- どんな演奏がしたいのか。
- 演奏を通してお客さんに何を伝えたいのか
を考えてそれを実現するための課題を見つけた方が効率よく上手くなれるんです。
どうやったら上手くなるか考えるより、失敗してもいいから最後まで吹き通すことの方が大切。
— かいとうゆうき (@HornKaichi) 2020年1月11日
何があっても止めないで本番のつもりで通して録音してみると自分の課題が一目で分かる。
でもやっぱり失敗したくないからつい途中でやめてしまうんですけどね。
上達するには失敗を受け止めることが大事。
【目次】
課題が見つかれば上手くなれる可能性がある
失敗したくないからつい正しいやり方を求めてしまうんですよね。
でも上達する上で失敗はつきもの。
これはアレクサンダー教師のドン・ウィードも言っていたんですが、
自分が悪くなる可能性を無くそうとすれば自分が良くなる可能性も無くななってしまうんですね。
【参考記事 】
上手くいかなくても最後まで吹き切る
上手くなるためには自分のやりたいこと(目標とする音、音楽的表現など)を決め そしてそれを実現するためには自分は何が課題なのかをまず見つける必要があります。
そのためには
本番のつもりで何があっても止まらず最後まで吹き通してみるといいと思います。
録音するともっといいでしょう。
音も外すかもしれませんし、変な音も出るかもしれません。自分が理想とするような演奏ではないかもしれません。
でも上手くいかなかった、もっとこんな風に吹きたかったなあと感じることが上手くなるためには必要なんです。
なぜならもし仮に全部パーフェクトにできていたらそもそも上手くなる必要がないからです。
自分の失敗を受け止める難しさ
誰だって失敗して嫌な思いをしたくないです。
だからつい苦手だからと練習しなくなったり上手くいかないことに気がつかないフリをしたり、諦めてしまったりして誤魔化してしまうんですね。
上達するときに何が難しいかって上手くいかない自分に向き合うことだと思うんです。
でもそれができればあとはもう簡単。
あとはその課題をどうすればクリアできるか考えて練習すればいいだけなんですから。
それでは。
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