音の聞き方次第で自分の音をよりリアルに聞ける。
こんにちは。かいとうゆうきです。
1人で楽器の練習をするときは自分の音を自分の耳で聞きながら練習しますよね。
そのときに以下の2つを意識しながら音を聞くとより実際に聞こえている音に近づける事ができます。
- 音は楽器のベルから聞こえていることを前提に聞く。
- 実際自分の音はどのように聴衆の耳に届いているか。
【目次】
音楽で一番大切なはずの音の聞き方は不思議と見過ごされている
楽器は自分の理想と実際に出ている音とのギャップを埋めていく事で上達していきます。
そのためには自分の耳で実際にどんな音が出ているかを観察、認識する事が大切です。
でもなぜか一番大事なはずの音の聞き方というのは不思議と見過ごされがちです。
なぜなら僕も音大で
- 自分の音をよく聞け!
- 自分の音を録音して練習するんだ!
くらいにしか教わらなかったし、僕も聞くことについてはそこまで深く考えていなかったからです。
一人で練習をしていると思い込みをしやすい
僕もやはり一人で練習していると自分で勝手にこう聞こえて欲しいという願望が出てきた状態で聞いてしまうのです。
これは録音していてもそうなりやすいです。
不思議なもので自分でいい音が鳴っていると錯覚しやすいんです。
参考記事
参考記事
これが自分で上達することの難しさ。
楽器が上達したければ専門家のレッスンを受けなさい。と言われるのはこのためでもあります。
実際に音がどう届いているかを前提に聴く
ホルンの場合他の金管楽器と違いベルが後ろを向いています。
そのためホルン奏者は壁に跳ね返った音を使って演奏しています。
練習しているときにこの前提を意識して自分の音を聴くと音の立体感や
実際に音がどこまで飛んで聞こえているかを感じやすいと思います。
本来はレッスンを受けることで先生からフィードバックをもらえることが一番良いのですが、それでもなかなかレッスンを受ける時間がないという方もいると思います。
なので
もしも1人で練習する際は
- 音は楽器のベルから聞こえていることを前提に聞く。
- 実際自分の音はどのように聴衆の耳に届いているか。
この2つを意識しながら練習すると自分の本来の音が聞こえやすいと思います。
参考にしてみてください。
それでは。
個人レッスン受け付けております。 申し込みはこちら!