楽器の調子が悪くなったときに思い出したい3つのこと
こんにちは。かいとうゆうきです。
練習していると「今日は調子が悪いなー」っていう日ってありますよね。
昔身についた癖がぶり返したり、無理に練習し過ぎて唇がバテてしまったり、
そういう時ほど
- 「自分ホントダメだな。」
- 「音が出ない。ヤバイ!どうしよう!。」
不安になったり焦っててしまうんですが落ち着いて以下の3つのことを思い出せると案外サラッと調子が戻ったりします。
【目次】
焦ってしまうと感覚的評価に頼りやすい
今までできていたことが急にできなくなると頭がパニックになったり「なんで上手くいかないんだ。」ってイライラしたりすると思います。
ですがそれって過去できていた感覚で判断しているからなんです。
FMアレクサンダーさんは感覚的評価はアテにならないと言っています。
感覚的評価に頼ってしまうと自分を客観視しにくくなるんです。
参考記事
まずは今の自分のデータを集める
頭の中では
調子を戻したい。
って思っていたとしても
調子が悪いことがインパクト強過ぎて頭がヤバイ!音が出ない!になって感覚に頼りやすくなってしまいます。
なのでまず調子が悪くなったなら
調子が悪い感じがするという感覚の評価ではなく実際には何がおこっているのか。(唇が振動していない、口開き過ぎ、息が吸えていない。)などの情報を知る必要があります。
そうすれば次に自分がどうすれば良いかが見えてきます。
調子が悪い時ほど自分の理想をイメージする
調子が悪い時って調子を元に戻そうとしますよね。
マイナスを0にするっていう感覚で吹いていることが多いと思うんです。
でもそれだと自分のマイナスを考えてしまい不調を引きずりやすくなってしまいます。
なので調子が悪い時ほど自分の理想とする音や音楽をイメージしましょう。
自分が出したい音や表現したい音楽をイメージできれば身体がそちらに行こうとしてくれますしどうすれば不調が改善するのかのヒントが見つかりやすくなります。
自分の悪い癖を直そうとすると悪い癖は出てきやすい。
— かいとうゆうき (@HornKaichi) 2019年8月1日
・息を吹き込む癖を直そう。
・アンブシュアを動かさないようにしよう。
悪い癖を直そうとする時点で癖を意識している。
自分の出したい音、奏でたい音楽をイメージしてそのためのプランをただただ考える。
自分の奏法を直すとかではなく。
考え方を柔軟にしておくこと
調子が悪い!と一口に言ってもそこには様々な調子の悪さがあります。
またその原因も種類によって様々。
程度問題にもよります。
だから自分でアンブシュアがおかしいから調子が悪いって思っていても案外息の使い方かもしれません。
原因を一つに絞らずに考え方を柔軟にしておくと案外簡単に調子が戻るのではないでしょうか?
まとめ
- 感覚的評価に頼らずまずは落ち着いてデータ集め!
- 調子が悪いときほど自分の最高の音、音楽をイメージする。
- 原因を一つに絞らず考え方を柔軟にする。
参考にしてみてください。
それでは!