何が楽器の上達を促すのか?
こんにちは。かいとうゆうきです。
僕は以下の6つのことが上達に関係していると感じています。
- 振動がおこりやすくなる。
- 筋肉が発達する。
- 演奏技術がより効率の良いやり方に変わる。
- 技術がより高度に洗練される。
- 考え方が変わる。
- 自分が目標としている音域や出したい音、奏でたい音楽を出そうとする。
【目次】
振動がおこりやすくなる
音が出るためには振動が発生している必要があります。
(僕は以前まで音を出す=唇の振動と考えていたのですがどうもそれは違うのではないか?と考えるようになったのでここでは唇の振動とは書かないようにしています。)
例えばウォーミングアップをしているかしていないかでも吹きやすさは違いますし振動ひとつ取っても唇の振動だけではなく骨の振動や吐く息と元々楽器の中にあった空気との摩擦による振動、楽器自体の振動も関係していると思います。
筋肉が発達する
アンブシュア周りの筋肉や呼吸に関係する筋肉が時間とともに発達してくると息やアンブシュアを支えやすくなるため楽に吹けるようになっていきます。
逆にアンブシュア周りの筋肉や呼吸に関係している筋肉が上手く働いていないと
ハイトーンが出にくかったり、息が続かなかったり、ロートーンを出すときに唇を緩めて出してしまうのではないかと考えています。
より効率の良い吹き方に変わる
無理に吹いてしまうと振動が発生しにくくなってしまうのでやはり音を出すためにより無理をして音出すしかなくなってしまいます。
身体が痛くなったり、音が出なくなったり。
反対に楽な吹き方であれば少ないエネルギーで振動が発生するため楽器が吹きやすくなります。
技術がより高度に洗練される
まだ慣れていない新しい技術はまだまだ荒く失敗しやすいです。
ですが徐々にその技術に慣れていくとより少ないエネルギーでやるための余力が出てきます。
考え方が変わる
自分が考えていることが楽器を吹いているときに影響しています。
例えば
こんなの無理だ。自分にはできない。
と思って練習すると身体が拒否反応をおこして練習しなくなったりして本当にできなくなってしまいます。
反対に
こんなの簡単。自分にもできる。
と考えて練習するとたとえ失敗してもどうすればできるのだろう?と前向きに考えやすいので結果的にできるようになっていきます。
自分が目標としている音域や出したい音、奏でたい音楽を出そうとする。
最終的に上達するって
6を達成するために1から5までを色々と工夫していく。
そうやっていくと上達しやすいのではないかと思います。
それでは。