身体に負担が少ないホルンの構え方の4つのポイント
6月29日に音楽家向けのワークショップを開催予定です。
6月29日(土)10:00〜13:00
— かいとうゆうき (@HornKaichi) 2019年5月30日
大塚にてワークショップを開催します。
今回は楽器の構え方についてです!
お時間のある方は是非遊びにきてください。
Body Thinking ワークショップ〜楽器の構え方と腕との関係〜を開催…https://t.co/tbKCiBahdJ
なのですがここでちょっとだけワークショップで伝えようと思っていた内容をブログに書いていこうと思います。
- 長い時間ホルンを吹いていると右手が辛くなってくる。
- 楽にホルンを構えるためにはどうすればいいの?
- もっといい音を出したい。
- 楽器の構え方で本当に楽器が上手くなるのか分からない。
こういった悩みや疑問を持っている方は是非読んでみてください。
腕の骨と腕の筋肉を意識する
僕も長い時間ホルンを吹いていると右手が辛くなってきてホルンを支えることが大変になることがあります。
ですが腕の骨や筋肉を意識して構えてあげることでより楽に楽器を持ち上げることができます。
肩甲骨 鎖骨
以下の動画を見てみてください。
肩周辺の骨を使うことでより演奏しやすくなります。
- 肩甲骨
- 鎖骨
主にこの2つが役立つと思います。
動画を見ると分かる通り肩甲骨と鎖骨はほぼ同時に動いています。
楽器を持ち上げるときに鎖骨と肩甲骨のことを考えて吹くだけでもかなり楽器が持ちやすくなることが分かると思います。
肘関節
また肘関節を使うことでも楽器が持ちやすくなります。
このような腕の骨の構造を理解しておくと楽器を構えるときにより楽に楽器を構えることができます。
こちらの記事も参考にしてみてください。
参考記事
大胸筋
大胸筋は楽器を持ち上げるときに主に働いてくれている筋肉です。
楽器を吹く前に壁などを使ってウォーミングアップしておくと楽に楽器が持てるようになります。
楽器を自分の口に持ってくるときの顔の向き
ホルンは楽器の構造上マウスピースが左側にあります。
なので楽器を持ち上げるときに顔を左側に向けることが大事です。
(先日聴きにいったホルンリサイタルでデイビッドさんも楽器を構えるときに顔が左側を向いていました。)
参考記事
なのですが大抵はマウスピースを自分の中心に持っていこうとします。
それでも見た目上は問題はないのですがそれだと右腕が後ろ側に引き込まれてしまいやすくなり肩甲骨をロックしてしまいやすくなりその分ロスが生まれてしまいます。
腕の使い方は呼吸に関係する
腕の使い方が良くなると音が響きやすくなったりします。
これは腕の筋肉などの力を最小限にしたため肋骨が動きやすくなり息が吐きやすくなるためなのではないかと考えています。
まとめ
ホルンはとりあえず楽器を持ち上げて吹けば音は鳴ってくれますが楽器の持ち方をちょっと工夫するだけで音もかなり違ってきます。
今回ちょっとでも楽器の構え方に興味を持った方はワークショップに是非きてください。
申し込みはこちら!↓
それでは。