練習しても楽器が上達しない3つの理由と3つの改善案
どんなにたくさん練習しても上手くならないことは精神的に本当にキツイですよね。
これは僕も嫌になるほど何度も経験しました。
練習しても上手くならない→もっとたくさん練習するしかない。
上手くいかない時ほどこの負のサイクルにハマってしまうんですよね。
以前の僕はこのサイクルにハマってずっと抜け出せずにいました。
上手くいかないときほど感情的になってない?
確かに楽器の練習にはある程度の反復練習は大事です。
1回2回やったところで身体が急に新しいやり方を覚えてくれるわけではありません。
そして習慣にするまではある程度時間がかかります。
ですがだからと言って闇雲に練習してしまうと上達はしていきません。
本来上手くいかない時ほど一度冷静になってみることが大切なのです。
ですがなぜか上手くいかないときって
- 練習しているのに楽器が上達しなくて辛い。苦しい
- 頑張っているのに上達しない。自分には音楽の才能がない。
- 才能がない自分はもっと頑張らなければならない。
- 闇雲に練習。結果頑張っても上手くならない。
- 1に戻る。以下無限ループ
と感情的になって闇雲に練習してしまうのですよね。
上達を邪魔する人間の脳
悲しいことに人間には本来現状を維持しようとする現状維持バイアスが働いています。
僕がずっと上手くなりたいと思っているのになかなか上手くならないのはこれが原因でした。
これを上手く回避するには脳が変化に対応しやすくするために変化する量を少しにすること。
一見練習する量が減って上手くならないと感じるかもしれませんが継続して取り組みやすくなるため結果的に習慣にしやすく上達もしやすいんです。
【上達するためにはたくさん練習しないことが大切。】
— かいとうゆうき (@HornKaichi) 2019年6月11日
僕も以前奏法を変えたとき音を出すのが怖くなっていたのですが一日1回とか2回とか5分とか10分でいいから上達するために本当に必要な練習だけ取り組んでいました。
結果的に変化に恐怖を感じずらくなり習慣にしやすかったのだと思います。
一度にたくさん上手くなろうとしてない?
僕は以前自分よりも上手い人たちの演奏を聞いたりすると自分ももっと上手くならないと!と焦って練習していました。
例えば上達すると言っても
- 音をもっと響かせたい。
- ハイトーンを出す。
- 速いテンポでタンギングできるようになる。
など色々な上達の種類があります。
ですが全部を上達させようとすると練習する際意識することが沢山ありすぎてかえって習慣にしずらくなってしまうんですね。
実は上達するためには1つでいいから意識して必要な練習に集中して取り組むことが大事なんです。
上達とは自分が奏でたい演奏がしやすい習慣に変えること
楽器が上達するためにはとにかくたくさん練習することが大事だと思っていました。
でも上達するためには
- 感情的にならず冷静になってどうすれば上達するか自分を観察、分析し考えて練習する。
- 練習時間は少しでいい。取り組みやすく継続しやすくする工夫をする
- 意識して練習することを1つに限定してみる。
以下の3つが役に立つのではないかと思います。
いきなりグーンと上達するのではなく徐々に段階的に上達していきましょう。
それでは。