ホルンを吹くって簡単〜上達する心と身体の使い方のヒント〜

日々の練習でホルンが上達する身体と心の使い方を発信していきます。

スランプに陥った時は自分の感情をコントロールすることが大切!

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 急に調子が悪くなってしまって楽器がいつも通り吹けなくなると

落ち込んだり不安になりやすいですよね。

ですがそこで不安を無くそうと無理に練習したり落ち込んで逆に何もできなくなったりすると余計に状態が悪化してしまいます。

  小さなマイナスがさらに小さなマイナスを呼び結果大きなマイナスに繋がってしまうのです。

 

 

スランプはいきなりやってこない

スランプという言葉を聞くと
今までできていたことが急にできなくなるという意味や頑張っているのに上達できないという意味に捉えられやすいです。
ですが僕はスランプはむしろ気にしなくても大丈夫だろうと油断していたことや自分では気がつかなかったことが積もり積もっておこるものだと考えています。

目に見えなかったり気がつかなかった小さな悪いことが気がつかないうちに増えていき気がついた時には手に負えないほど悪くなっている。

小さな悪いことに気がつけないからいきなりスランプになったと錯覚してしまうのだと思うのです。

スランプに陥る前から実は雪玉式に小さなスランプがおこっているんです。

 

 

上手くいかないときは上手くいかない負のサイクルにハマりやすい

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 実は僕もよくやってしまうのですが上手くいっていないときというのは自分のマイナス感情に流されやすくなってしまいます。

  • 音が前よりも出なくなってしまった。どうしよう!もっと練習しなきゃ!
  • 何をしても上手くいかない。もう自分は楽器が以前のように吹けないのか、、、
  • 練習しているのにどんどん下手になってる。才能がないのかも。

  そうすると余計に負のサイクルにハマってしまいスランプの脱出が難しくなります。

 なぜなら焦りや不安の感情に流されてしまうと身体も固くなりせっかく練習していても無理をしたりして余計に調子が悪くなるからです。

 

練習していても上手くいかない。

不安になる。落ち込む。焦る。

首のおし下げがおこり身体が固まる。

余計に上手くいかなくなる。

また不安になる。落ち込む。焦る。

 ↓

首のおし下げがおこり身体が固まる。

さらに余計上手くいかなくなる。

 

 

 感情に流されず今の自分に必要な練習をしよう!

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 上手くいっていない時ほど冷静になって自分の状況を把握し何を練習すればいいのかを的確に判断していく必要があります。

 その時にとても大切なのが感情をコントロールすること。

そのためには自分が好きなものや安心するもの、嬉しくなるもの、ワクワクするもの、楽しくなるものを思い浮かべたり実際に触れたりすることが大事なのではないかと考えます。

 

練習していても上手くいかない。

不安になる。落ち込む。焦る。

 

自分が好きなことを思い出しながら自分を観察する。

 

 頭と脊椎の関係が自由になる。

スランプの原因や脱出の取っ掛かりが見つかりやすくなる。

自分に必要な練習ができる。

 ↓

スランプ脱出。

 

上手くいかないときは小さなプラスを少しずつ積み重ねて負のサイクルをプラスのサイクルにすること。

その先にスランプ脱出ができるんです。

それでは。