音大から逃げたっていい
自分が音楽大学に入学した頃は出せる音域は真ん中のFからAsくらいまででしか鳴らせませんでした。
音大受験のための練習中、原因不明の不調に陥り音が全く出なくなってしまったんです。
なんとか調子を戻していったものの以前よりも吹けなくなってしまった。
ただ受験した大学のホルンメンバーが少なかったこともあり合格してしまいオーケストラやウインドアンサンブルの授業準備に追われ結局音がほとんど出ないにも関わらず無理やりでも吹くしかない日々になっていました。
今思えばとても辛かったあの頃大学を休学をすればよかったのだと思います。
環境に文句を言うくらいならその環境から離れるべきだった
自分で選んだことなのだから無理にでもやるしかないと自分を追い込みすぎていたんです。
冷静に考えて完全に周りの環境が自分自身にとって良くない方向に向かわせているのにも関わらず自分が我慢するしかないと諦めてしまっていた。
あのとき逃げてでも休学をしてもう一度基礎的なことを見直すという選択肢もあったはずなんです。
状況はかなり違っていたはず。
辛いなら逃げるという選択肢もある
どうしても逃げることは悪いと考えがちです。
僕も以前はそう考えていました。
自分のせいなんだから自分が我慢するしかないと。
でもそうやって自分を責めていても結局何も変わらないんです。
ただ周りをそして自分を恨むことしかできなくなる。
恨むくらいなら逃げたほうがいいんです。
参考記事
逃げるかどうかは自分自身にかかっている
これを読んでくれた方の中には上手くいかないのを他人のせいにしてはいけないと思う方もいるかもしれません。
確かに僕もその通りだと思います。
上手くいかない原因は自分にあります。
ですが自分のせいにして無理に我慢してしまうのは結局他人に依存していることと変わりがないんです。
要するに自分に依存してしまっている。
本当は自分で環境を変える必要があるのに逃げるわけでもなく自分でどうにかしようと立ち向かうわけでもなくただその状況を仕方がないからと諦めてしまっている。
それってどこかで本当は他人のせいだと思っているから自分で何とかしようと行動もできなくなるのではないかと。
自分のせいにしていても他人のせいにしていても自分から行動しなければ何も変わらないんです。
それでは。