ラドヴァン・ヴィラトコヴィッチのマスタークラスを聴講して学んだ4つのこと
先日10日11日と昭和音楽大学でアジアホルンフェスティバルが開催されました。
なんとそこで偶然にもラドヴァン・ヴィラトコヴィッチのマスタークラスが開催!
早速聴講してきました。
今日はホルンフェスティバルを聞きに行ってきた。
— かいとうゆうき (@HornKaichi) 2018年11月10日
ラドヴァンのマスタークラスを聴講してホルン奏者の演奏をたっぷりと浴びてホントめちゃくちゃ勉強になった。
ハイトーンの出し方や演奏中に気をつけるべき点など自分はただ聞いているだけなのに
沢山のことを学べました。
演奏は音楽で聴衆とコミュニケーションをすること
「演奏を聞いているお客さんは敵じゃないんだ。」
ラドヴァンがマスタークラスで言った言葉。
本番は音を外してしまう可能性があります。
- 音を外した自分は笑われているんじゃないか。
- ダメなやつだと思われているんじゃないか。
ついそんな風に考えてしまったりします。
だけど本当は演奏を聞いているお客さんと音楽でただ会話する。
本番はそんな空間なんです。
演奏中は他の演奏者とコミュニケーションをとること
もちろんお客さんと会話するだけでは無伴奏ソロです。
大抵はソロ曲であってもピアノでの伴奏が付きますから伴奏者とも音楽で会話することが必要です。
自分以外がどんな音を出しているのかを聞くことで次に自分がどうすればいいのかが分かってきます。
体をリラックスさせておくこと
すごくシンプルな話ですがやはりガチガチに力が入っている状態では音も出しにくいです。
力が全く入らないというわけではありませんが力みすぎた状態だと呼吸しづらいため息も吐けず音も出すにくいです。
特にラドヴァンは足、肩、顎、舌の4つの部分が演奏中は固まりやすいと言っていました。
ハイトーンを出すポイントはすぐ側にある
高い音って自分よりも上っていうイメージがありますよね。
ですがそれだと必要以上に口が閉まりやすいんです。
ラドヴァンは自分より上を狙うのではなく自分の目の前を狙ってハイトーンを出すといい言っていました。
そしてそこから下の音域を狙う時はそこから下を狙うといいと。
自分もこれをしばらく試してみてハイFがより楽に出せるようになってきました。
まとめ
ラドヴァンヴィラトコヴィッチのマスタークラスを聴講して学んだ4つのこと。
- 演奏は音楽で聴衆とコミュニケーションをするということ
- 演奏中は他の演奏者とコミュニケーションをとること
- 体をリラックスさせておくこと
- ハイトーンを出すポイントは自分のすぐ近くにある
参考にしてみてください。
それでは。