レッスンで教わったことを鵜呑みにしていませんか?
自分は「もっとこうやって練習した方が上達するよ。」とアドバイスされたことを鵜呑みにしてしまっていた事がありました。
- 先生の言っていることだから正しいんだ!
- 言われた通りに練習するだけでいいんだ!
レッスンで先生から言われたことをやれば自然と上手くなると考えていたからなんです。
失敗したくないから鵜呑みにしていた
失敗しないように正しいことだけやっていればいいんだという考えになってしまっていたんです。
上手くなりたいけど失敗はしたくない。
だから言われた通りにやればいい。
でも自分は言われた通りにやっても上手くならなかった。
レッスンで学んだことは薬に似ている
レッスンで学んだことは薬に似ています。
飲み方を間違えれば毒になってしまうし人によって効果があることも別の人には悪影響がある場合もある。
だからいくらレッスンで教わったことでも全て鵜呑みにしてしまうのはある意味危険なんです。
失敗するリスクが全くないということは成長も全くない
楽器を全くやった事がない初心者が誰かに吹き方を教わったとしても最初からいきなりできる訳じゃりません。
息の吐き方や吸い方、楽器の構え方、音の出し方などなど上手くなる方法を教わったとしてもできるようになるには時間がかかる。
どうしても失敗するリスクは出てきてしまうんです。
間違えないように正しいことをしようとすればするほど現状維持になりやすい。
— かいとうゆうき (@HornKaichi) October 9, 2018
全く失敗しない正しいことが仮にあったとしてもそれって裏を返すとつまり成長も全くないということであって毒にもならなければ薬にもならない水と一緒なんだと思う。
アレクサンダー教師ドン・ウィードもレッスンでこんなことを言っていました。
自分が悪くなる可能性を無くそうとすれば自分が良くなる可能性もなくなる。
と。
それでは。