ホルンを吹くって簡単〜上達する心と身体の使い方のヒント〜

日々の練習でホルンが上達する身体と心の使い方を発信していきます。

音を外すのが怖くて途中でホルンを吹くのをやめてしまう癖を改善する方法

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自分はホルンを吹いている最中に調子がおかしくなってしまう予兆のようなものを感覚的に感じるときがあるんです。

それを無視して吹き続けたときは大抵昔の習慣的な癖が出てきて音が出なくなるか。

無理矢理吹いてしまったりする。

練習中にそれがおこってしまうのではないかと不安だったけどこれまで何とか誤魔化してきました。

それでも上達はできたから。

だけど失敗することを極端に恐れてしまう。

無意識のうちに完璧になろうとしてしまう。

音を外してはいけないという考えがまだ残っているんです。

 

音を外してしまうと過去の癖がぶり返してしまう

失敗から学んでいこうとこれまで練習してきた。

でもいつの間にかまた失敗をしないように練習をしてしまっていた。

失敗すると昔の癖が出てきてしまうと思い音を出すのが怖くなってしまう。

 途中でホルンを吹くのを止めてしまう。

結果全然練習できてないという悪循環に陥ってしまったりして悩んでました。

 

アレクサンダー教師ケンさんとのレッスンで

アレクサンダー教師ケンさんとのレッスンでこの問題ついて診てもらいました。

以下は僕とケンさんとのやりとりです。

ゆうき「練習中途中でホルンを吹くのを辞めてしまうんです。最後まで通すことがなかなか出きなくて曲が完成しない」

ケンさん「じゃあまず吹いてみて」

「♪〜」

ゆうき「今ど吹いていてどうだった?」

ゆうき「今は比較的不安にならずに吹けました」

ケンさん「どうしてだと思う?」

ゆうき「自分の演奏を聞いている人がいるときは不安にならないんだと思います。」

ケンさん「じゃあ一人で練習するときも大丈夫なように楽譜に【やったー。失敗した。これで成長できる】と書いてみて」

僕が楽譜に書き込む。

ケンさん「次にそれを声に出していってみて」

ゆうき「やったー。失敗した。これで成長できる

ケンさん「じゃあホルンを吹いてみて。」

「♪〜」

 ケンさん「今は完璧な演奏だった?それとも未完成な演奏だった?」

ゆうき「未完成な演奏でした。」

ケンさん「未完成だということはそれだけ伸びしろがあるということなんだ。完璧だったらそれ以上何もすることがないからね。失敗から学んでいくことで成長していくんだ。」

 

失敗すると習慣的な癖がぶり返すのは本当か?

失敗から学ぶということは自分も理解はしていましたしそう思って練習してきたつもりでした。

だけどどこかで昔の癖がぶり返すのがとても怖くなっていた。

今までも改善しようと取り組んできたけど治らないからもう忘れてしまうことにしていたんです。

だけどふと調子が悪くなるのは昔の癖が原因なのだろうか?もっと自分が何をやっているのかをみてもいいんじゃないかと思ったんです。

もしかしたら違うかもしれない。

他に何か原因があるかもしれない。

そう考えながら練習を進めていくといいかも。

それでは。