ホルンを吹くって簡単〜上達する心と身体の使い方のヒント〜

日々の練習でホルンが上達する身体と心の使い方を発信していきます。

金管楽器の音が揺れてしまう3つの原因と3つの改善案

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本番の演奏ではいつもと違って緊張するといつも練習している通りに吹けなくなってしまいます。

特に緊張から音が揺れてしまったりします。

 

そもそも音が揺れてしまう理由

  1. 緊張したことで横隔神経が上手く働かないことが原因の音の揺れ
  2. そもそも練習不足や筋肉のバテが原因よる音の揺れ
  3. 神経が何らかの原因で故障してしまった場合の音の揺れ(ジストニア、ベル麻痺などの顔面神経麻痺等)

大きく分けて以下の3つが原因になってくるのではないでしょうか?

 

1の場合(本番の緊張や不安)

日頃練習しているときは音が揺れないんだけれどなぜか本番になると音が揺れてしまう場合は1の可能性が高いと思われます。

 これは本番の場馴れをしていないというのも理由として考えられます。

 以下の記事を参考にしてみてください。

 

2の場合(練習不足、唇のバテ)

2に関してはフリーバジング(唇でのバジング)の練習やロングトーンを練習することで音の揺れは治まってくると思われます。

ロングトーンのやり方のコツとして通常のロングトーンであれば4秒が出来たら次に8秒と4秒間隔で伸ばしていくパターンも考えられますができれば5秒6秒と1秒ずつ無理せず伸ばしていくことをお勧めします。

音をまっすぐ伸ばせる範囲を徐々に増やしていってみてください。

また教則本としてはこちらが役立つのではないかと思います。

中音域や低音域を中心にロングトーンリップスラーなどの音型で書かれていますので無理せず音揺れ問題を改善できると思います。

リトル : ホルンのためのアンブシュアのための練習曲/CPP/ベルウィン社

リトル : ホルンのためのアンブシュアのための練習曲/CPP/ベルウィン社

 

 唇のバテに関しては楽器の練習をやめてしっかり休んでみて下さい。

 

3の場合(ジストニア、ベル麻痺)

3に関してはごめんなさい。

すぐにでも病院に行くことをお勧めします。

 

まとめ

 本番で自分の音が揺れてしまうと色々と不安になってしまいます。

ですが仮に本番で自分の音が揺れていると感じていても聞いている側はそこまででもなかったりしますし気にしすぎて逆に吹きにくくなってしまうこともあります。

最終的に音をまっすぐに伸ばせるようになればいいので時間をかけて無理せず練習をしてみて下さい。

それでは。 

 


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