ホルンを吹くって簡単〜上達する心と身体の使い方のヒント〜

日々の練習でホルンが上達する身体と心の使い方を発信していきます。

奏法

アパチュアとはなんだろう?

ホルンは吐いた息で唇を振動させることで音が鳴ります。 その際、吐いた息の通り道になっている上下の唇の距離をアパチュアと呼んでいます。 金管楽器はこのアパチュアのサイズや奥行きを上手にコントロールして音色や音域、音量を変化させています。 【目次…

呼吸についてこれまで学んできたことをまとめてみた!

今回は呼吸について自分がこれまで学んできたことを書いていきます。 楽器を演奏するには普段の呼吸よりもよりたくさんの息を吸ったり吐いたりすることが必要になってきます。ではそのときに身体でどんなことがおこっているのでしょうか? 息を吸うか吐くか…

曲を吹いているときにロングトーンはしなくていい

自分はずっと細かい連符を吹くのが苦手でした。口を閉めてしまったりして上手く吹けずにいた。 でもそれは今までのロングトーン練習のやり方に問題があったからなんんです。 おそらくその意識がずっとあったせいでは無意識に口の中を広くとっていたんだろう…

鏡に映る自分は事実とは限らない

先日上達するヒントになることを見つけたので早速書いていきます。 先日練習していて気がついたんですが演奏しているときの目線って鏡を使っていても実際のところは分からないなあと思ったんですね。 鏡を見て楽器の練習するときに視線がどこに行っているか…

音を出した後で無理に響かせなくてもいい

これまでホルンを吹くときに息を吹き込んでしまう癖がありました。 最初は大きな音で練習しすぎていたからアパチュアが大きくなりすぎてしまったためだと考えていましたがそれだけではないなと最近気がついたんです。 音を出した後で音を響かせようと頑張り…

ホルンのリップスラーを滑らかにする7つのコツ

今回はホルンのリップスラーをより滑らかに演奏する方法について書いていきます。 リップスラーとは舌を使わずに息だけで音と音を滑らかに繋げて吹く演奏方法です。 スラー(英: slur)とは、楽譜に用いられる演奏記号のひとつで、いくつかの音符を弧でくく…

音をレガートで繋げるには軟口蓋を緩めることが必要だった話

どうも!かいとうゆうきです。 まだまだ実験段階ですがもしかしてレガートで演奏することも軟口蓋が関係しているかもと思ったんですね。 レガートが難しかったのは軟口蓋を固めていたせいかも? 音と音を滑らかに息だけで繋げて吹くことをレガートと言います…

「ホルン!音が聞こえない!」と言われたときに実践できる3つのコツ

「ホルン聞こえない!もっと大きな音で吹いて!」 合奏中にこんなことを言われた経験はありませんか? 僕も吹奏楽部、音大とホルンを吹いてきてこの問題にいつも悩まされてきました。 【目次】 何も工夫しないとトランペットの音に負けてしまう。 ①右手はな…

金管楽器の音が揺れてしまう3つの原因と3つの改善案

本番の演奏ではいつもと違って緊張するといつも練習している通りに吹けなくなってしまいます。 特に緊張から音が揺れてしまったりします。 そもそも音が揺れてしまう理由 緊張したことで横隔神経が上手く働かないことが原因の音の揺れ そもそも練習不足や筋…

長いフレーズで息が続かないとき役立つ3つのコツ

曲によっては何小節もの長いフレーズを一息で演奏することが必要になってきます。 そんなとき途中で「息が足りない!」と思ったことはないですか? 僕も休みがない曲を吹くときやエチュードを吹くときに息が続かなくて悩んでいた時がありました。 ですが練習…

綺麗に発音をするにはどうすればいいのか?

どうも!かいとうゆうきです。 自分も日頃の練習の課題としてどうすればもっと綺麗に発音ができるかについて日々試行錯誤を繰り返しています。 ここまでで効果のあった練習法や考え方について書いていきますので参考にしてみてください。 目次 息とアンブシ…

音をレガートで繋げるには

スラーで必要な動きには 音が高くなっていく動作 音が低くなっていく動作 の二種類があると考えられます。 基本的にスラーでどんなに高く跳躍しようが音が上がるか下がるかの二種類しかありません。 音の跳躍の幅はこの動きが大きいか小さいかで決まってくる…

顎を上手く張れない原因は自分の思い込みにあった話!

どうも!かいとうゆうきです。 今回は金管楽器吹きにとって一番大切なアンブシュアの話。 「顎を張りなさい。」 僕もホルンを吹き始めてからずっとこの問題に悩まされてきました。 顎を張ろうとしても上手く張れない。 むしろ音が出なくなってしまう。 この…

アンブシュアタイプとマウスピースの密着について

どうも!かいとうゆうきです。 僕も今まで考えたこと意識したことがなかったのですが練習中に父から「顔が上を向いている」「楽器が下に下がってる」と指摘され改善してみたところ一気にホルンが吹きやすくなったんです。 音が高くなるにつれて顔が上を向いてし…

東京芸術大学吹奏楽指導者講習会に参加して学んだ2つのこと!

どうも!かいとうゆうきです。 一月に東京藝術大学で吹奏楽指導者講習会というのがの方で7日8日の2日間にかけて開催されそこで理学療法士の中村純子先生の講義があり中村先生の準備体操と口の周りの筋肉について学んできました。 楽器を吹く前に準備体操…

イスに座るときは体の骨を考えてみよう!

どうも!かいとうゆうきです。 最近イスへの座りかたをどうしたら自分の演奏に繋がるかを研究中です。 「こんな風に座ったら演奏がしやすくなりますよ!」「音が良くなりますよ!」ってことはまだ言えないんですけど、骨盤と仙骨を意識の中に含めてあげると…

ホルンを吹くとき口が自然と開いてしまう癖がある自分と正面から向き合う

どうも!かいとうゆうきです。 ホルンを吹くためには口が閉じている事がどうしても必要なんですが(それが恐くて今まで自分は口を開き気味にして吹いていました。) 先日の アレクサンダーテクニークのレッスンでここは乗り越えなきゃいけないんだなと感じま…

音を出すとき唇の振動がホルンに伝わる順番を意識してみよう!

どうも!かいとうゆうきです。 ホルンを練習していて唇の振動はホルンにどう伝わるのかを考えながら吹くと音にかなりの変化があったのでシェアしたいと思います。 唇の振動が伝わる順番 ホルンって唇が振動することによって音が出ます。 でもその唇の振動が…

音を響かせる=息を沢山吹き込むことだと考えるのはすごくもったいない

どうも!かいとうゆうきです。 突然ですがあなたは音を響かせる=息をたくさん吹き込むことだと考えてませんか? もしそうだとしたら ちょっと いやだいぶもったいない。 実は音を響かせるのに実はそんなに息は要らないんです。 無理に音を響かせようとして…

楽にホルンを持ち上げるときの3つのポイント

ホルンを持つとき構え方がなんだかしっくりきていない。 どうやったらホルンを楽に構えられるのかがわからない 。 練習していると肩が凝ってしまう。 ホルンを吹いているときにこんな悩みを抱えていませんか? 構え方というのは、アンブシュアや息の使い方な…

楽器に息を吹き込んでしまう原因と2つの改善案!

どうも!かいとうゆうきです。 僕はホルンに息を吹き込んでしまう癖をなかなか改善できずにいました。 その原因が練習中に判明したので書いていきます。 タンギングと同時に息も出していた そもそもこの問題は自分が音を出すときに 息 アンブシュア 舌(タン…